公立大学の情報系/データサイエンスを学べる学部・学科まとめ
近年、情報系/AI・データサイエンス分野を学べる学部・学科を新設する大学が増えている。ChatGTPなどの生成AIの進化などからますます注目が集まる情報系/AI・データサイエンス系の学部・学科・コースを設置している公立大学のリストがこちら。進学先選びの参考にしてみよう。
>>一部情報系/データサイエンス系の学部・学科の前回一般選抜倍率まとめはこちら
「2024年度版:情報系/データサイエンス系学部・学科の一般選抜倍率まとめ」
>>一部情報系/データサイエンス系の大学・学部等の大学祭情報はこちら
「情報系/データサイエンス系大学&学部 大学祭情報2024」
公立大学
公立はこだて未来大学
情報科学、AI、デザイン、複雑系科学が融合した独自の学び
北海道函館市にあるシステム情報科学部1学部からなる公立単科大学。情報技術やデザイン、アート、コミュニケーション、認知科学や複雑系科学、AI(人工知能)など、従来はそれぞれ独立していたさまざまな研究領域を有機的に融合させ、ユニークな学びを展開している。
横浜市立大学データサイエンス学部
文理融合の柔軟なカリキュラムが特長
2018年に首都圏初のデータサイエンス学部として誕生。文理融合の柔軟なカリキュラムを特色として、データサイエンスの教育・研究を社会実装につなげる先進的な取り組みを続けている。SDGsや医療分野と連携した研究にも力を入れている。
名古屋市立大学データサイエンス学部
東海エリア初のデータサイエンス学部
東海エリア初のデータサイエンス学部として、2023年4月に誕生した名古屋市立大学データサイエンス学部。文・理・医・薬までカバーする8つの学部、5つの附属病院を有する総合大学という強みを活かし、東海地域の産業を支えるデータサイエンス人材を育成している。
福知山公立大学情報学部情報学科
地域の価値向上や持続可能な社会の形成に寄与できる人財を育成
AI(人工知能)、データサイエンス、loTに代表される先端情報技術を地域の様々な分野に応用することで、新たな価値の創造や雇用につなげ、社会の発展に寄与することをめざす。情報活用の事例から原理に近づき専門性を高める帰納的な学習、各領域の事例から専門的な学修を深める3つの領域(トラック)、地域での現地調査を通じて理論との結びつきを理解する「地域協働型教育研究」が特徴。
兵庫県立大学社会情報科学部
「生きたデータ」から学び、未来のデータサイエンティストを育成
情報科学を軸として、高度化・複雑化する社会における課題を解決するための教育と研究を展開。情報科学技術に関する確かな知識・技能、実践的な情報処理能力とデータ分析能力を身につける。ビッグデータを分析・活用し、経済動向の予測、社会政策の立案、企業における経営戦略・マーケティング・生産性向上などの分野で貢献する人材の育成を目指す。
下関市立大学データサイエンス学部
データから新しい価値を創造する高度職業人を育成
社会情勢の変化の中、データから新しい価値を創造する高度職業人を育成するため、2024年度に創設予定。データ分析に用いる統計・数理の知識、人工知能などのアルゴリズムに関する知識を身につけた人材を育成する。
名桜大学人間健康学部健康情報学科
健康分野において新たな価値を創出できるデータサイエンティストの育成
情報システムの仕組みを理解し、数理・データサイエンス・AIの手法を駆使して保健・医療・福祉などを含む健康分野と社会全般に関するデータを分析することで、新たな価値やサービスの創出に貢献できる人材を育成する。
Text by 編集部/Photo by metamorworks / PIXTA