京都ノートルダム女子大学(学長:中村久美、所在地:京都府京都市左京区)社会情報課程では、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」を学びに取り入れた授業「社会情報概論」を実施しています。AI理解や自然言語処理研究の歴史、ビッグデータの基盤となるインターネットの歴史などについて学んだうえで「ChatGPT」を実際に活用し、我々の生活を豊かにするツールだということを実体験することが狙いです。
同課程では、情報について学び、その知識・技能と「+α」の学びを掛け合わせたクロスオーバーの学びを展開しています。同授業を通じて、受講生が“ChatGPT等の生成AIは、怖いものではない”ということを知り、これからのAIとの付き合い方について自ら考えることを目指します。
【本件のポイント】
① 女子大学の文系分野の授業でOpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」を展開し、受講生はAIとの付き合い方を学びます
② 学生がChatGPTを使って提案書・企画書を作成、どのように活用したかを発表します
③ 京都ノートルダム女子大学は1992年から情報教育を全学で展開しています
【実施授業について】
授 業 名:社会情報概論
授業の目的:社会情報・情報科学(データサイエンス・AIを含む)および連携する4学科の関連領域に
関する知識を身につける。
授 業 日 程:2023年7月6日(木)~7月27日(木)うち、木曜4講時(14:55~16:25)
※全15回授業のうち、12-15回で実施
7月6日【AIや自然言語処理の歴史や基礎技術に迫る】
ChatGPTの仕組みのベースになっているAIや自然言語処理技術の基礎を学びます。
7月13日【AIを支えるインターネット環境とChatGPTの技術に迫る】
ChatGPTはインターネット環境の中で生まれ、成長している。インターネットの独自の文化(オープンソース)、膨大なデータを利用している環境を実体験で学んだうえで、ChatGPTのしくみを学び、有効な活用を考える。
7月20日【ChatGPTの活用方法に迫る】
ChatGPTを活用して、第1-11回の講義内容に関する提案書や企画書を作成
7月27日【発表会】
提案書(企画書)についての100秒スピーチを行う。ChatGPTをどのように活用したか、今後のAIとの付き合い方についても述べる。
実施場所:京都ノートルダム女子大学(京都市左京区下鴨南野々神町1番地)
担当教員:吉田智子(社会情報学(オープンソース論)、教育工学(プログラミング教育))
北村美穂子(情報科学(自然言語処理))
【社会情報課程について】
2023年4月、「情報」の知識・技能と社会課題に関する専門知識を掛け合わせ、課題解決ができる文系分野の女性を育成することを目的として開設。学部等連係課程制度を利用し、複数学科が連携して「学士」の学位が取得できる。定員20名。取得学位:学士(社会情報)。
社会情報課程詳細ページ(※京都ノートルダム女子大学公式サイト)
以 上
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【京都ノートルダム女子大学】「AIは怖くない」ChatGPTの実習を通じてAIとの付き合い方を学ぶ
データ提供:PR TIMES