大阪工業大学(学長:井上晋)ロボティクス&デザイン工学部は、学部の学びの中核となる「デザイン思考力」を評価する「デザイン思考テスト」(運営:VISITS Technologies)を学部生100人が無料で受検できるよう支援を開始します。これは関西の大学では初めてとなる大規模な導入事例となります。
【本件のポイント】
●デザイン思考テストを関西の大学では初めて大規模に導入する
●ロボティクス&デザイン工学部の学部生に対して受検料を大学が全額負担
●同学部の学びの中核である「デザイン思考力」を客観的に評価、更なる向上に役立てる
「デザイン思考テスト」は、新しいアイデアやビジネスを生み出すために必要なスキルを評価するテストで、大手企業や教育機関など300社以上の導入実績があります。累計31万人以上が受検しており、評価が難しい「創造力」を同社の特許技術で測定することができます。共感する能力、問題を明確に定義する能力、アイデアを創出する能力を評価。新規事業や商品企画だけでなく、あらゆるビジネスの現場で求められる「本質的な課題発見力」と「解決策を考え出す力」であるデザイン思考力を証明することで、採用選考やインターンシップの選考などに広く活用できます。
ロボティクス&デザイン工学部ではデザイン思考テストの導入により、イノベーション人材の育成をさらに強化していきます。
今回の取り組みは、公益財団法人トランスコスモス財団(理事長:平井孝始)が2023年度から始めたDX人材育成プログラムの助成を受けて実施する事業(資格取得支援と寄付講座)の一環です。事業の概要は以下の通りです。
(1)資格取得支援事業(ロボティクス&デザイン工学部の学びに関連した資格への支援を実施)
資格名:
デザイン思考テスト IoTシステム技術検定[基礎] 3次元CAD利用技術者試験(2級)
事業内容:
受検料、公式テキストブック、対策講座を無料提供
(2)寄付講座(同学部の学びに関連した講座を実施)
実施方法/講座内容
座学(前半4回)/BIM(※1)技能の習得
座学(後半2回)/BIM技能を用いて製作した3次元モデルデータをメタバースプラットフォームへ組み込む
実践ワークショップ/前後半の座学で習得した技能を使って京都府舞鶴市に現地滞在して現地の空きスペース活用、まちづくり活動、新規企業事例等の見学やヒアリングを行いつつ、同市に対して空間デザインの提案を行う
用語説明:
(※1)BIM
Building Information Modelingの略称で、コンピュータ上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、現在主流になりつつあるワークフローです。
▼本件に関する問い合わせ先 | |
学校法人常翔学園 広報室 | |
石村、上田 | |
住所 | : 大阪市旭区大宮5丁目16番1号 |
TEL | : 06-6954-4026 |
: Koho@josho.ac.jp |
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デザイン思考テスト 100人に受検料支援 ロボティクス&デザイン工学部 関西の大学で初の大規模導入 -- 大阪工業大学
データ提供:大学プレスセンター