【酪農学園大学】「農環境情報学類」の設置届出が受理 ― 2026年4月開設予定

酪農学園大学(学長:岩野英知、所在地:北海道江別市)が申請していた「農環境情報学類」の設置届出が、このたび文部科学省に受理された。農環境情報学類は2026年4月、農食環境学群に設置される。同学類の入学定員は80名。地域社会、特に農業分野における労働力不足や環境への配慮といった課題の解決のため、農学・環境学・情報科学等を融合した学びにより、データサイエンス・DXを活用し、資源の効率的な管理と利用を促進できる人材を養成。持続可能な地域社会の実現に貢献することを目指す。

 酪農学園大学では約90年前から、資源を循環させて自然環境への負荷を考えた「循環農法」を取り入れ、北海道の農業の発展に貢献してきた。また、現在では広大なキャンパスに加え、フィールドワークの舞台は海外まで広がり、豊富な実習・実験・演習によって知識と実学を両立しながら実践的な学びを展開している。

 このたび設置届出が受理された「農環境情報学類」は、農学・環境学・情報科学といった分野を融合した学びにより、データサイエンス・DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用し、資源の効率的な管理と利用を促進できる人材を養成することで、人と自然の共生を基にした持続可能な地域社会の実現への貢献を目的としている。

 同学類の情報については、今後、特設サイトで発信。なお、教職課程については、別途文部科学省へ課程認定申請中であり、予定している内容等が変更となる場合がある。

■農環境情報学類 概要

【名称】

農食環境学群 農環境情報学類

【入学定員】

80名

【学位】

学士(農学)

【開設時期】

2026年4月

【養成する人物像】

 農業を基礎とした地域経済、地理情報システム(GIS、リモートセンシング)による情報解析及び調査・収集したデータの分析・活用に関する農学の専門的な知識と技術を身に付け、人と自然が共生する持続可能な社会システムの構築及び地域創生・地域イノベーションに貢献できる人材を養成する。

【身につく力】

  • 農環境や地域社会を取り巻く現状への深い理解及び十分な知識
  • 地域社会、特に農業分野における経済や社会システムを農学的視点と農学の専門知識・技術によって調査・分析、情報解析し、農業や環境を含む地域社会の振興に必要な計画や方策を企画・立案する能力
  • 農業や環境を含む地域社会において取り組むべき課題に対する自身の思考や判断の根拠を説明・伝達するための論理的思考力及びコミュニケーション能力
  • 発見した課題の解決に向けて、他者と協働し、主体的・自律的に取り組む能力

【取得可能な資格】

  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 高等学校教諭一種免許状(公民、農業)
  • 食の6次産業化プロデューサー(レベル1・2・3)

※教職課程は、別途文部科学省へ課程認定申請中であり、内容等が変更となる場合があります。

(参考)

(関連リンク)

▼本件に関する問い合わせ先
酪農学園大学 入試広報センター
住所:〒069-8501 江別市文京台緑町582番地
TEL:011-386-4138
FAX:011-386-1220
E-mail:koho@rakuno.ac.jp

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酪農学園大学「農環境情報学類」の設置届出が受理 ― 2026年4月開設予定

データ提供:大学プレスセンター

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