最優秀賞に⼭下英⼠朗さん(筑波⼤学附属⼩学校3年)
東京⼯科⼤学(東京都⼋王⼦市、学⻑ ⾹川豊)は、全国の⼩学⽣を対象に、⾃由な発想で⾝の回りのSDGsを達成するアイデアや取り組みを募集する「⼩学⽣SDGsコンテスト2026」の受賞8作品および3団体を決定いたしました。受賞作品は公式ホームページにて公開しています。
(https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html)
このコンテストは、⼦どもたちがよりSDGsに関⼼を持ち、夏休みの課題としてもそのアイデアや取り組みを具現化してもらうため、本学の研究開発拠点である⽚柳研究所の主催により2022年から実施(注1)されています。今回は、2026年8⽉から9⽉まで作品を募集、本学の教職員および学⽣らによって審査が⾏われました。
(注1) 2023年は「⼩中学⽣SDGsコンテスト」として開催
5回⽬の開催となった今回は、全国から154点の応募があり、東京都・筑波⼤学附属⼩学校3年の⼭下英⼠朗さんの作品「⼈間が作った問題を⽣きものの⼒でかい決する」が最優秀賞に選ばれました。優秀賞には、埼⽟県・さいたま市⽴島⼩学校6年の川本あんさん、東京都・東京学芸⼤学附属⼤泉⼩学校5年の神⼭理乃さん、同校5年の上妻美南さん、東京都・⼋王⼦市⽴城⼭⼩学校2年の⿊野樹さん、東京都・GlobalIndian International School2年の⻄川蒼七さんの5作品が選ばれました。
■最優秀作品 ⼭下英⼠朗さん
「⼈間が作った問題を⽣きものの⼒でかい決する」講評環境問題の本質を捉えたタイトルに、まず⼼を打たれました。実際の体験をもとに調べ、学び、観察し、⾃分なりに考えたことがぎっしりとつまった作品です。豊富な知識に驚かされるとともに、⾝近な材料を使った実験や取材、観察に意欲的に取り組む⾏動⼒と集中⼒にも感⼼しました。特に、「ごみを減らす」だけでなく、「出てしまったごみを科学の⼒で減らす」⽅法を考えた発想はとても新鮮です。⽣き物と⼈間がともに幸せにくらせる未来への思いと、⼤きな可能性を感じる作品です。
受信作品を見る:https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html
【受賞者/団体⼀覧】
最優秀賞
- 東京都・筑波⼤学附属⼩学校 ⼭下 英⼠朗 さん(3年)
優秀賞
- 埼⽟県・さいたま市⽴島⼩学校 川本 あん さん (6年)
- 東京都・東京学芸⼤学附属⼤泉⼩学校 神⼭ 理乃 さん (5年)
- 東京都・東京学芸⼤学附属⼤泉⼩学校 上妻 美南 さん (5年)
- 東京都・⼋王⼦市⽴城⼭⼩学校 ⿊野 樹 さん (2年)
- 東京都・Global Indian International School ⻄川 蒼七 さん (2年)
⽚柳研究所⻑特別賞
- 東京都・国本学園国本⼩学校 ⾼椋 理駆 さん (5年)
- 東京都・⼤⽥区⽴⾚松⼩学校 川端 丈揚 さん (3年)
団体賞
- 東京都・国本学園国本⼩学校
- Japanese International School, Hong Kong
- 千葉県・⼋千代市⽴村上東⼩学校
【実施概要】
名称
⼩学⽣SDGsコンテスト2026
募集期間
2026年8⽉3⽇〜9⽉9⽇
応募資格
⼩学⽣
募集作品
⾃由な発想で⾝の回りのSDGsを達成するアイデアや取り組みをA3⽤紙1枚にまとめた作品
(イラスト、設計図、⽂章、写真、4コマ漫画など、形式は⾃由)
表彰
- 最優秀賞:1名(賞品:図書カード10,000円分)
- 優秀賞:5名(賞品:図書カード5,000円分)
- ⽚柳研究所⻑特別賞
- 学校賞(団体賞)
主催
東京⼯科⼤学 ⽚柳研究所
後援
⼋王⼦市教育委員会、⼤⽥区教育委員会
協⼒
NPO法⼈⽇本持続発展教育推進フォーラム
■主催者総評
(⽚柳研究所⻑ 須⽥義⼤)
⼩学⽣のみなさんからのとても⾯⽩いアイデアや取り組みについて、国内外からたくさんのご応募をいただきました。ありがとうございました。研究者でもびっくりするような⾃由な発想と、SDGsを実現したいという熱い思いに⼤変感動しました。発想したものを実際にやってみるという⾼い実⾏⼒にも驚いています。SDGsが掲げる問題は、いずれも簡単には答えが出せないものばかりですが、ぜひ、これからも「どうすればよいか」を考え続けてください。将来、いっしょに研究できる⽇がくることを楽しみにしています。
■優秀賞 講評
⼩6・川本あん さん
「あめつぶピカピカステーション」
とてもキュートにまとめられた作品で、思わず⾒⼊ってしまいました。⾊使いやイラスト、ペンの使い⽅などの表現⼒が素晴らしく、伝えることの⼤切さを強く感じさせてくれます。また、⽇常⽣活の中の⼩さな困りごとによく気づき、それを解決しようと考えた着眼点にも感⼼しました。家庭だけでなく、6年間の⼩学校⽣活での経験が⽣かされているのでしょう。⼀⼈では⼩さな⾏動でも、みんなで取り組めば⼤きな⼒になるという考え⽅も素敵です。周囲をより良くしたいという温かい思いが伝わってくる作品です。
受信作品を見る:https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html
⼩5・神⼭理乃さん
「⽩杖」
⽩杖を使っている⼈を⾒かけたことをきっかけに、「もっと使いやすくできないか」と考えた優しい視点が素晴らしい作品です。⽩杖の役割について丁寧に調べるだけでなく、利⽤する⼈の⽴場になって新しい機能を具体的に提案している点に感⼼しました。情報をわかりやすく整理し、⼀枚に⾒やすくまとめる⼒も優れています。これからは、便利になる点だけでなく、その機能を付けることで⽣じる課題や使う⼈の意⾒にも⽬を向けると、さらに実現性の⾼いアイデアにつながるでしょう。
受信作品を見る:https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html
⼩5・上妻美南さん
「「未来の薬」を考えてみた!」
⾃分⾃⾝が薬を飲むことに苦労した体験をもとに、さまざまな⽅法を試しながら考えた過程がとてもよく伝わってくる作品です。試⾏錯誤の様⼦を描いた4コマ漫画や⽂章が⽣き⽣きとしており、思わず引き込まれました。図や絵だけに頼らず、⾔葉の⼒で読む⼈に情景や気持ちを伝えている点も素晴らしいです。また、⾃分の課題から出発し、より多くの⼈の健康につながるアイデアへ発展させた視点に感⼼しました。⼩学⽣らしい⾃由な発想から⽣まれた「未来の薬」は、⼤⼈も試してみたくなる魅⼒にあふれています。
受信作品を見る:https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html
⼩2・⿊野 樹さん
「ささえAI(アイ)スニーカー」
タイトルを⾒たときから、「どんなスニーカーなんだろう︖」とわくわくしました。妹さんのことをいつも近くで⾒てきたからこそ⽣まれた、とてもやさしいアイデアですね。スニーカーをはく妹さんだけでなく、⾒守るママや⽀える先⽣のことまで考えているところがすばらしいです。みんなが安⼼できてこそ、本当に役に⽴つものになりますね。主役のスニーカーも⼤きくいきいきと描かれていて、⼀⽣けん命取り組んだ様⼦がよく伝わってきます。
受信作品を見る:https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html
⼩2・⻄川蒼七さん
「たべもののムダをなくしたい」
バナナが⿊くなるのは仕⽅がないとあきらめていた⼈に希望を与えてくれる、すばらしいアイデアです。発想だけで終わらせず、キッチンですぐ使えるアイテムを実際に作り、実証実験*まで⾏った⾏動⼒に感⼼しました。包む⽅法としてラップではなく傘の仕組みに着⽬した着眼点も⾒事です。⼤きさの違うバナナにも対応でき、繰り返し使えるため⾷品ロスだけでなく包む材料の無駄も減らせますね。⼯夫と実⾏⼒が光る、お⾒事な作品です。
*実証実験・・うまくいくかどうか、ためしてみること
受信作品を見る:https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html
■⽚柳研究所⻑特別賞 講評
⼩5・⾼椋理駆さん
「優先席は⾃由席でないですよロボ」
毎⽇通学で利⽤している電⾞の優先席の使われ⽅に疑問を抱き、そこから課題を⾒つけて解決しようと考えた、とてもよい取り組みです。座れずに困っている⾼齢者や体が不⾃由な⼈だけでなく、周りの⼈の意識や⾏動にも⽬を向けた、有効なアイデアに感⼼しました。あらゆる年齢のすべての⼈々の健康的な⽣活を確保という、SDGsの考え⽅にも合致しています。提案にとどまらず、アイデアの⽋点も⽰したところは、実現に向けた発展が期待できます。今後もアイデアを温めて検討を重ねてください。
受信作品を見る:https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html
⼩3・川端丈揚さん
「みらいのランドセルと通学ぼう」
毎⽇使うランドセルと帽⼦を、SDGsの視点から改良をしたいというアイデアです。⾝近なものにも、もっと便利にしたり、安全にしたりできる⼯夫があることを教えてくれる作品です。ソーラーパネルで充電できるランドセルと新しい通学帽で、交通事故や犯罪から⾝を守ることができれば、毎⽇の通学がもっと楽しく、快適になりそうですね。普段の⽣活をよく観察し、「もっとよくする⽅法」を考える⼒が光る作品でした。これからもたくさんのすてきなアイデアを⽣み出してください。
受信作品を見る:https://www.teu.ac.jp/sdgs/contest/result_2026.html
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小学生SDGsコンテスト2026の結果発表
情報提供:東京工科大学

