データサイエンティストに「おもてなし」教育

進まぬデータ活用に光明「おもてなし分析」新サイトでアピール

株式会社分析屋(神奈川県藤沢市、代表取締役:溝口大作)は、2024年12月10日、新企業コンセプト「おもてなし分析」を軸としたコーポレートサイトをリニューアルしました。企業のデータ活用が進まず、「2025年の崖」が迫る中、同社はデータサイエンティストに「おもてなし教育」を導入。これにより顧客から高い評価を得た実績を広く社会に届け、データ活用を加速させるべくリニューアルを実施しました。

データ活用停滞の背景:技術偏重文化がもたらす見えない壁

データ活用は企業競争力の鍵とされ、7割以上の企業が取り組んでいると報告されています(総務省「令和2年版 情報通信白書」)。しかし、多くの企業が「ビジネス要件を満たすレベル」への移行に苦戦。「2025年の崖」に直面するリスクが高まっています(IDC Japan「2024年 国内データプラットフォーム運用成熟度調査分析結果を発表」(2024年9月11日))。

原因として「データ分析人材の不足」が挙げられる一方で、分析屋は「技術に偏りすぎたスキルセット」が根本的課題と考えておりました。

「多くのデータ分析人材が、指示書通りに動くだけの『デスクワーカー型』に陥っています。依頼以外の視点を欠き、企業のビジネス要件に応えきれていないのです。」(代表取締役 溝口大作)

特に日本ではシステムエンジニアからデータ分析人材へ転向する例が多いせいか、技術偏重の文化が根付いています。この結果、顧客の事業課題を深掘りする視点が不足し、データ活用が停滞しているのではないかという仮説を抱いておりました。

「おもてなし」という解決策

そのような状況を解決するために分析屋が注目したのは、日本独自の「おもてなし」の精神です。「物事の背景を理解する」「言語化されていないニーズを察する」「先回りする」といった行動特性をデータサイエンティスト教育プログラムに取り入れることで、顧客との信頼関係を深め、課題解決力を高める取り組みを実施。

結果、顧客から高い評価を受けるようになり、取引先が増加。2023年には感謝状をいただくなどの成果が生まれました。これを受け、分析屋は「おもてなし」の価値を世の中に広げる必要性を強く感じ、2024年に企業理念を「おもてなし」を軸としたものに刷新。企業コンセプトも「おもてなし分析」として策定し、商標登録(登録第6866267号・登録第6866268号)を行いました。

さらに、「おもてなし分析」を再現性高く提供するため、日本ホスピタリティ推進協会認定「ホスピタリティ・コーディネータ」を取得。今後は「おもてなし規格認証」取得も予定し、特定の個人に依存せず多くの企業が「おもてなし分析」を活用できる仕組みを整備していきます。

リニューアルしたコーポレートサイトでは、「おもてなし分析」の詳細や具体的な事例をご紹介しています。ぜひご覧ください。
https://analytics-jp.com/

本サイトでは「おもてなし分析」の概要や具体的な事例をご覧いただけます。急ぎ制作した部分もございますが、データ活用の新しい可能性を感じていただける内容を目指しました。ぜひお立ち寄りください。
11月19日付で「おもてなし分析」「OMOTENASHI ANALYTICS」を商標登録いたしました。

「おもてなし分析」の原点:溝口が見た数字偏重のリスク

「人間は、目の前に扱いやすい数字が並ぶと、数字だけで仕事を進めてしまう。」

この言葉には、代表取締役の溝口大作が資産運用の現場で目の当たりにした課題への洞察が凝縮されています。

慶應義塾大学商学部卒業後、2000年生命保険会社入社。投資顧問会社に出向・転籍し顧客向け報告書作成と社内向けの分析を行う。当時からデータを扱うことに興味を持っており、その後ヘッジファンドで運用担当者として企業業績の定量・定性分析に従事。さらに人材会社で経営人材として経験を積むなど数社経て、2015年分析屋に入社。ライフサイエンス部門長、営業部門・新規事業立ち上げ、管理部長、マーケティング補佐、経営企画など経て2020年代表取締役に就任。

分析屋に入社する以前、溝口は資産運用の仕事に携わり、意思決定が数字だけを基に行われ、背景や本質が見過ごされる場面を繰り返し目にしました。たとえば、株価のバリュエーション(評価額)を基にした銘柄選定では、「来期の利益が10倍だから買い」「50%の上昇余地があるから魅力的」といった、表面的なデータに依存した判断が頻発。しかし、その裏にある背景や本質的な要因が十分に考慮されることは少なく、短期的な判断が長期的なリスクを招くケースも少なくありませんでした。

「数字の背後には、必ず人間の感情や背景があります。これを無視した判断は平面的で、長期的な成功を遠ざける要因になり得ます。」(代表取締役 溝口大作)

こうした経験から溝口が得たのは、「数字だけでは見えない本質や人間的な要素を重視する視点」の重要性。この気づきが、「おもてなし」の精神をデータ分析の現場に取り入れる土台となり、やがて「おもてなし分析」という理念へと昇華しました。資産運用の現場で培ったこの教訓は、データ活用が進む現代にも普遍的な価値を持つものであり、溝口はそれを社会全体に広げていくべきだと考えています。

未来に向けて:データ分析に「人間らしさ」を

分析屋では、「すべての意思決定に人間らしさを」というミッションのもと、企業のデータ分析をリードする人材に「おもてなし教育」を行い、数字偏重に囚われない新たなデータ活用の形を提案しています。このアプローチにより、数字と人間らしさが共存する「データ&ハートドリブン」の理念を広げていくことを目指しています。今回のコーポレートサイトリニューアルでは、こうした取り組みを具体的な事例とともに紹介し、より多くの企業が「おもてなし分析」を活用できる基盤を整えました。

■過去の掲載実績

弊社の取り組みはこれまで、以下のメディアでご紹介いただきました:
– ILS2024 事例紹介
– データサイエンティスト協会「DataScientistSocietyJOURNAL」
– 中央大学 AI・データサイエンスセンターイベント
– アクサ生命 VoiceReport 健康経営有料法人認定企業インタビュー

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社分析屋
所在地:〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢484-1 藤沢アンバービル4F
設立:2011年8月15日
事業内容:データ分析コンサルティング、BIツール導入支援、データ活用人材教育など

広報担当:稲葉 徹
広報対応時間:平日9:00~18:00
電話番号:0466-90-3288
Eメール:info@analytics-jp.com

公式サイト:https://analytics-jp.com/
公式SNSアカウント:
X:https://twitter.com/analytics_jp

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データ提供:PR TIMES

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