【神奈川工科大学】細胞分析システム開発で快挙 ― 小池教授、髙村教授らの論文が、日本環境変異原ゲノム学会誌「Best Paper Award 2024」を受賞 ―

神奈川工科大学(厚木市下荻野1030)バイオメディカル研究センターの小池あゆみ教授、髙村岳樹教授、依田ひろみ教育講師らの研究グループによる論文が、日本環境変異原ゲノム学会の公式誌『Genes and Environment』における「Best Paper Award 2024」を受賞しました。なお、本論文の著者には、工学部電気電子情報工学科教授であった故・武尾英哉名誉教授も含まれています。

 本賞は、日本環境変異原ゲノム学会の公式誌『Genes and Environment』に掲載された論文の中から、特に優れた研究成果に対し贈られるものです。

 本論文は、画像認識技術(AI-Driven解析)とバイオ・化学分野の実験的手法を融合させることで、小核(しょうかく)などの異常核細胞の自動検知と迅速なDNA損傷性評価を可能にする「細胞分析システム」を開発した点が高く評価されました。

 受賞式は11月22日(土)に静岡県立大学で開催された同学会の年次大会(総会)内で行われました。

<受賞者のコメント>

髙村岳樹教授

 このたび、歴史ある学会誌からBest Paper Awardを賜り、大変光栄に思います。情報科学と生命科学という異分野間の挑戦が実を結びました。今後も本システムを活用し、環境安全分野の発展に貢献してまいります。

受賞論文タイトル

英文:

Application of image-recognition techniques to automated micronucleus detection in the in vitro micronucleus assay

和訳:

イン・ビトロ小核試験における画像認識技術を用いた小核自動検出への応用

掲載誌

Genes and Environ 46, 11 (2024). https://doi.org/10.1186/s41021-024-00305-9

■関連リンク

※受賞した論文は下記より閲覧できます。

▼本件に関する問い合わせ先
神奈川工科大学 研究推進機構
研究広報部門
住所:〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
TEL:046-291-3218
E-mail:ken-koho@mlst.kanagawa-it.ac.jp

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データ提供:大学プレスセンター

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