【京都橘大学】生成AIによる「声の模倣」をアニメの現場から考える ―声優・弁護士・AI開発者と考える声の著作権連続講座を開催 申込受付中―

京都橘大学(京都市山科区、学長:岡田知弘)では、公開講座「生成AI × 著作権 -アニメの現場を参考に『声の著作権』を考える」を9月26日(土)から開講します。

 生成AIの急速な進化により、文章だけでなく、画像や動画、音声など、多様なコンテンツを高い精度で生成できるようになりました。利便性が高まる一方で、生成されたコンテンツが創作活動に携わる人々の権利に及ぼす影響も指摘されており、技術の進歩に対応したルールや制度のあり方が社会的な課題となっています。
 本講座では、幅広い世代に親しまれている「アニメ」を題材に、生成AIと著作権、創作活動との関係について考えます。生成AIによる声の模倣という観点から、声優の声や表現をどのように守り、AIと共存していくのかを、アニメ産業の現場を通じて多面的に探ります。各回には、声優、弁護士、AI音声技術開発者、コンテンツプロデューサーなど、異なる立場で生成AIや創作活動に向き合う著名なゲストスピーカーが登壇します。
 本講座のコーディネーターを務める工学部ロボティクス学科 倉田宜典教授は、2024年に一般社団法人日本音声AI学習データ認証サービス機構(AILAS)を設立し、代表理事として音声AIの公正利用と権利保護に関する認証制度の整備や啓発活動を推進しています。本講座では、その知見を生かし、AI時代における創作活動と権利保護のあり方について考えます。
 本講座は、AIや著作権に関心を持つ大学生をはじめ、子どもが日常的に生成AIを利用するなかで、その適切な使い方や著作権との関係を学びたい保護者世代など、幅広い方を対象としています。アニメや声優という身近なテーマを通して、楽しみながら生成AIと著作権の本質を学んでいただく機会としています。

【公開講座「生成AI × 著作権
-アニメの現場を参考に『声の著作権』を考える」概要】

日時:

2026年9月26日(土)~12月12日(土)の期間における全6回

場所:

京都橘大学(京都府京都市山科区大宅山田町34)

定員:

各回150名(先着順)

授業形態:

対面

受講料:

全6回一括お申し込み 10,000円、各回お申し込み 1回 2,000円

申込方法:

以下の申し込みサイト(Peatix)からお申し込みください。
https://peatix.com/event/5116346

お問合せ先(一般の方):

京都橘大学 教学事務部教務課
TEL:075-574-4324
MAIL:aca@tachibana-u.ac.jp

【「生成AI × 著作権
-アニメの現場を参考に『声の著作権』を考える」の講座概要】

開催日時、テーマ、講師、プロフィール

第1回【AIとアニメ】
「日本のアニメの強みと課題」

2026年9月26日(土)13:20~15:00
福宮 あやの(声優/日本アニメフィルム文化連盟 事務局長)

第2回【AIと声(1)】
「音声AI技術の最前線」

2026年10月10日(土)13:20~15:00
中村 泰貴(Parakeet株式会社 代表取締役CEO)

第3回【AIとタレント(1)】
「タレントビジネスとAIの共存に向けて」

2026年10月31日(土)13:20~15:00
山本 正晃(ニューラルグループ株式会社 取締役)

第4回【AIと声(2)】
「魂を吹き込む―声優という仕事とAI」

2026年11月21日(土)13:20~15:00
甲斐田 裕子(声優/日本アニメフィルム文化連盟 元理事)
田邉 幸太郎(弁護士)

第5回【AIと声(3)】
「AIとの共存の可能性―多言語化が生む未来」

2026年11月28日(土)13:20~15:00
久保 雅一(声の保護と多言語化協会 代表理事/(株)area358 代表取締役社長)

第6回【AIとタレント(2)】
「アナウンサーとAIの共存に向けて」

2026年12月12日(土)13:20~15:00
井手口 悦久(EDENA株式会社 代表取締役CEO/セント・フォース プロデューサー)
谷尻 萌(株式会社セント・フォースフリーアナウンサー)

≪講師プロフィール≫

(第1回)

福宮 あやの
(声優/日本アニメフィルム文化連盟 事務局長)

声優・俳優として活動する一方、日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)事務局長として人材育成やクリエイターの権利保護などアニメ業界の持続可能性を高める活動に取り組む。「アニメータースキル検定」のテキスト執筆も担当。

(第2回)

中村 泰貴
(Parakeet株式会社 代表取締役CEO)

音声合成・音声変換(AI音声)分野で国内トップクラスの研究者。Parakeet株式会社の創業メンバー兼CEO。超低遅延で自分の声を別人の声に変換するリアルタイム音声変換システム「Paravo」などの最先端AIサービスを展開。

(第3回)

山本 正晃
(ニューラルグループ株式会社 取締役)

AI・最先端技術の社会実装を牽引する実業家。デジタルサイネージやAIと共存するタレント事業を展開。生成AIの啓発にも関心を持ち、日本音声AI学習データ認証サービス機構の理事も務める。

(第4回)

甲斐田 裕子
(声優/日本アニメフィルム文化連盟 元理事)

『薬屋のひとりごと』阿多役、『SPY×FAMILY』シルヴィア役、『機動戦士ガンダムUC』:マリーダ・クルス役など多数。アン・ハサウェイ等の吹き替えも継続担当。声優の声が無断でAIに学習・悪用される現状に問題提起している。

田邉 幸太郎
(弁護士)

アニメ・キャラクター等の知的財産(IP)法を専門とするパートナー弁護士。元内閣府知的財産戦略推進事務局参事官補佐。予防法務と政策提言の両面からAI時代の知財法務に取り組む。

(第5回)

久保 雅一
(声の保護と多言語化協会 代表理事/(株)area358 代表取締役社長)

元小学館取締役。「コロコロコミック」編集部で「ミニ四駆」ブームを牽引し、アニメ「ポケットモンスター」の立ち上げに携わる。「声優アワード」運営にも長年尽力し、声優業界の発展に強い関心を持つ。

(第6回)

井手口 悦久
(EDENA株式会社 代表取締役CEO/セント・フォース プロデューサー)

元ソニー・ミュージックエンタテインメントPD。宇宙感動体験PJ「STARSPHERE」、新感覚音響技術「SoundAR」のエンタメ活用等を手掛ける。近年は対話AIの個性化基盤の開発に注力。

谷尻 萌
(株式会社セント・フォースフリーアナウンサー)

キャスター・タレントとして活躍し、朝の情報番組「めざましテレビ」のお天気キャスターを務める。テレビ、ラジオ、イベント出演など幅広く活動し、親しみやすいキャラクターで人気を集めている。爽やかな笑顔と知性を兼ね備えたキャスターとして、多方面で活躍の場を広げている。

≪コーディネータープロフィール≫

倉田 宜典(くらた・よしのり)

1970年、神奈川県川崎市生まれ。ソニー(株)でaibo・二足歩行ロボットQRIOの開発に従事。
バーチャルアナウンサー「沢村碧」などでデジタルサイネージアワード2016技術賞を受賞。
音声合成ツール「Voice Track Maker」の発案・開発などを推進。
また、20年以上AIを開発してきた経験からAI著作権問題の解決に強い関心を持つ。2024年に生成AI時代に著作物の権利を大切に扱うための仕組みを作る(一社)日本音声AI学習データ認証サービス機構を設立し代表理事を務めている。
2026年4月より京都橘大学工学部ロボティクス学科教授に就任。
専門:音声対話AI、音声AI、AI著作権関連問題

本件に関するお問い合わせ先

京都橘大学 企画部 広報課

  • 住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
  • TEL:075-574-4112
  • FAX:075-574-4151
  • E-mail:pub@tachibana-u.ac.jp

詳細はこちら

【京都橘大学】生成AIによる「声の模倣」をアニメの現場から考える ―声優・弁護士・AI開発者と考える声の著作権連続講座を開催 申込受付中―

データ提供:大学プレスセンター

タイトルとURLをコピーしました