データサイエンスとは?
今、データサイエンスに注目が集まっています。
データサイエンスとは、膨大なデータから社会やビジネスの課題解決につながる「価値」を見いだすさまざまな研究領域のこと。話題のAI(人工知能)、機械学習、統計データ解析、画像認識、音声認識などもデータサイエンスの一分野と考えていいでしょう。
データサイエンスは今や医療用の検査、気象予測、物価予測、物流の効率化など、幅広い分野で応用されています。データサイエンスは数学、統計学、コンピュータサイエンスなどがベースとなる理工系の学問領域ですが、最近は文系の経済学や社会学の研究領域で活用されるシーンも増えています。今後、データサイエンスの知識は、誰もが身につけるべき基礎教養になるのかもしれません。
「データサイエンス百景」は、データサイエンス系の教育・研究に力を入れる国内の大学を紹介する進学情報サイトです。情報、環境、生命、医療など、幅広いテーマでデータサイエンスの「学び」と「研究」の現場を紹介しています。
AIやデータサイエンスが進化する未来は、「偏差値」など関係ない世界になっているという話も耳にします。確かに、これまでの暗記中心の学びで解決できる課題は、AIが代替してくれるでしょう。「偏差値」のない世界で、あなたたちは、どのように大学を選ぶのか——。これが「データサイエンス百景」が、高校生や社会人の皆さんに投げかける大きな問いです。
ぜひ「偏差値」ではなく、興味関心のある「学び」や「研究」で大学を選んでほしい。それが「データサイエンス百景」編集部の願いです。
データサイエンスを学んで目指す未来は、データサイエンティストだけではありません。データから新たな価値を見いだすスキルは、ゲームクリエイター、システムエンジニア、創薬研究者、気象予報士、スポーツトレーナー、公務員など、あらゆる職業で役立てることができます。
進化が加速するデータサイエンスの世界を学んだ先に待ち受ける未来は、誰にも予測できません。まだ誰も知らない未来のドアを開けるのは、あなたです。
データサイエンス百景 編集部