データサイエンス用語集
あ行
アルゴリズム
ある問題を解決するための作業手順や計算方法のこと。調理について「手順化」した料理のレシピも、アルゴリズムの一種といえる。
プログラムにおいては入力データに対して決まった手順で計算を行い、結果を出力する基本的な構成要素。処理速度や効率等を左右するため、アルゴリズムの知見や実装技術は重要なスキルである。
遺伝子解析
遺伝子が持つ情報を分析し、理解すること。PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)、遺伝子発現解析などの技術がある。
遺伝子解析によって遺伝子が関与している病気の原因を解明することで、疾患の診断や治療法、新しい薬剤の開発などが行われている。個人の遺伝子情報を数万~10万円程度のコストで解析することもできる。
遺伝子工学
生物の遺伝子を研究し、改変する技術・方法のこと。遺伝子の情報を改変することで生物の性質や機能を変えることができ、「遺伝子組換え」や「ゲノム編集」の技術が開発されている。
農作物や食肉、水産物の品種改良、がん細胞の増殖の抑制や遺伝性疾患の治療法の開発のほか、化粧品開発などにも幅広く用いられている。
エコマテリアル
「Environmental Conscious Materials(環境を意識した材料)」から生まれた造語で、環境負荷が少なく、持続可能な開発への貢献を目的とした素材のこと。
一般的に、再生可能な資源を使用し、生分解性やリサイクル性に優れた素材がエコマテリアルに含まれる。また、エネルギー消費の少ない製造工程や、廃棄物の削減にも注力されている。
か行
カーボンニュートラル
地球温暖化の原因である温室効果ガスの「排出量」と、植林や森林管理などによる「吸収量」、温室効果ガスを他の気体から分離して地中深くに貯留・圧入する「除去量」を釣り合わせ、温室効果ガスの排出を「全体としてゼロにする」こと。
2050年までの実現に向けて再生可能エネルギーの導入や技術開発などが進められている。
仮想通貨・暗号資産
法定通貨(国の通貨)と相互交換が可能な電子的な通貨。2020(令和2)年5月施行の改正資金決済法により「仮想通貨」から「暗号資産」と呼称が改められた。改ざんや二重支払いを防止するしくみを持つ。取引に中央集権的な存在が介在する必要がないため匿名性や高い流動性を持ち、投資や決済手段として利用されている。
画像認識
画像に写っているヒトやモノを認識する技術。膨大なデータの中から一定の特徴や規則性を識別するパターン認識技術のひとつである。
ディープラーニング(深層学習)の登場により、認識技術が飛躍的に向上。画像内の物体の識別や顔認証システム、外観検査など生活の中で幅広く用いられ、医療業界でも活用されている。
環境保全/エコロジー
人間の活動による環境への負荷を低減させる取り組みのこと。地球の温暖化やオゾン層破壊、海洋汚染、野生生物種の減少、その他の地球環境に影響を及ぼす事態を抑制する取り組み、大気汚染や水質汚濁、土壌汚染や騒音、振動、地盤沈下や悪臭によって人の健康または生活環境に被害をもたらす公害を抑止する取り組みなどがある。
機械学習
コンピュータを用いたデータ分析の手法。大量のデータを学習させ、その背景にあるルールやパターンを自動で認識させる技術を指す。ルールやパターンを明示的に指示する従来のプログラムとは一線を画し、AIの研究分野だけでなく、創薬、新素材開発、スポーツ科学、金融取引、広告配信など、幅広い分野で応用されている。
気候正義
「気候変動による影響を強く受ける人々や将来の世代の権利を守り、持続可能な社会を実現するために不公平・不公正な状況を正して地球温暖化を止めなければならない」といった考え方を指す。先進国が自国での対策や途上国への対策支援をすることでこうした問題を解決すべきだという社会運動が世界各地で起きている。
気候変動
地球の気候が長期間にわたって変動する現象のこと。気候システムに対して自然的要因や人為的要因による外部からの強制力が加わることで起こる。
気候変動は多岐にわたる分野で研究されており、データサイエンスの領域では世界から集まる膨大なビッグデータの解析による地球温暖化に関する予測の精度向上などが期待される。
グリーンケミストリー
「環境にやさしい化学」ともいわれる、環境や健康に配慮した安全な化学物質の設計・開発・製造・利用・廃棄を目指す化学のこと。化学物質の生成過程や処理過程で排出される有害物質を最小限に抑え、代替品の開発や生分解性の高い化合物の合成などを行うことで、環境負荷を低減し、持続可能な社会の実現を目指す。
さ行
再生医療
病気や障害の原因となる細胞や組織を再生・修復することで治療を行う医療技術のこと。従来の薬物療法や手術治療に比べ、より安全で効果的な治療法とされている。
がん治療など多くの疾患の治療に応用されており、将来的にはより高度な技術が開発され、さまざまな疾患の治療に貢献することが期待されている。
再生可能エネルギー
自然の資源を利用して発電や熱の供給などを行うエネルギーのこと。太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどがある。化石燃料とは異なり再生可能なため、環境負荷が低く、枯渇せず繰り返し利用できると注目されている。
国内生産が可能なことから、エネルギー自給率を高め、安定的かつ安全に確保できる点でも期待が高まる。
自然言語処理
人間が日常的に使用する「自然言語」をコンピュータで処理するための技術。テキストや音声を解析し、自然言語の構造、意味、文脈をコンピュータに理解させることが目的で、機械翻訳、音声認識、感情分析などの研究で用いられている。スパムフィルタ、ボーカロイド、ChatGPTなどにも活用され、ますます進化している。
自動運転社会
道路交通環境や法制度など、自動運転機能がついた自動車を前提としてデザインされた社会のこと。自動運転技術はヒューマンエラーによる交通事故の削減、渋滞緩和、地方都市や過疎地域、高齢者の公共交通確保、ドライバー不足の解消など多くの課題解決に期待されているが、実現のために解決すべき課題も多い。
食糧危機
世界的な食糧不足や食糧の価格高騰、飢餓、栄養不良などの問題が深刻化し、人々が適切な量の栄養を摂取できなくなる危機的な状況のこと。天候不順や気候変動、食料生産の不安定性など、さまざまな要因によって引き起こされる。
解決に向けて「培養肉」や「昆虫食」といった新たな方法で食糧を供給する研究開発も進んでいる。
信号処理
光学信号、音声信号、電磁気信号など、さまざまな信号を分析・加工する技術のこと。信号にはアナログ信号とデジタル信号があり、現在はアナログ信号に比べ耐久性があり消費電力も小さいデジタル信号処理が多くの場面で用いられ、音声・画像・動画ファイルの圧縮・認識に留まらず、さまざまな分野で幅広く応用されている。
スーパーコンピュータ
巨大な計算処理能力を持つ高性能コンピュータのこと。気象予測や物理シミュレーション、医薬品開発などに活用されている。データ分析や数理モデリングの専門家の研究を加速している。
スーパーコンピュータ「富岳」
理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピュータ。2014年から開発がスタートし、2021年から稼働している。ビッグデータ活用やAI研究など幅広い分野での活用を目的とし、学術・産業分野向けに幅広く提供されている。
スマートグリッド
「次世代電力網」と呼ばれる新たな電力供給システムのこと。情報通信技術(ICT)を活用し、電力の供給と需要を効率的に調整することを目的とする。需要側の状況を見て送電量をコントロールできるのが「賢い(=スマート)」とされるポイント。エネルギーの持続可能性に向けて重要な役割を果たすと期待される。
スマートシティ
AI(人工知能)やIoT(Internet of Things/モノのインターネット)をはじめとしたICT(情報通信技術)を活用することで、エネルギーや交通などのインフラを効率的に運営し、住民の利便性や生活の質の向上を実現する都市のこと。都市全体の機能を自動化、効率化することで、住民の暮らしをより快適なものにすることを目指している。
スマートモビリティ
交通機関や個人移動の効率化や安全性の向上を目指した交通渋滞の緩和、大気汚染や温室効果ガスの抑制などの課題を解決するための取り組み、テクノロジーの総称。自動運転技術、MaaS(サービスとしてのモビリティ)、IoT(モノのインターネット)などがある。日本全国、多くの自治体でさまざまな事業が推進されている。
生成AI
生成AI(Generative AI)とは、大量の学習データの中からパターンを識別し、確率的に最適な情報を抽出することでテキストや画像、音声を新たに生成する人工知能のモデルのこと。生成系AIとも。さまざまな「深層学習モデル」で構築されることにより、簡単な命令を入力するだけで自然な文章や画像の生成が可能。ChatGPTなどがある。
生命科学/ライフサイエンス
生物の基本的な原理としくみを理解し、健康維持や疾患治療などに役立てることを目的とした学問分野。土台である生物学や化学、生物物理学に加えて医学、農学、生物工学、薬学、心理学なども学び、生命に関する諸現象を総合的な視点から研究する。
環境問題、食料問題、エネルギー問題など社会問題にも関連している。
た行
脱プラ
「脱プラスチック」の略称で、プラスチック製品を極力使用せず、代替の素材や再利用可能な素材に移行すること。プラスチックは生産時だけでなく焼却処分や経年劣化の際にも温室効果ガスを発生することから、地球温暖化や気候変動への対策として脱プラが注目されている。また、海洋汚染の対策にも必要性が指摘されている。
ディープラーニング(深層学習)
機械学習の一種で、人間の脳の神経細胞の構造と働きを模した「ニューラルネットワーク」を多層に重ねて、複雑なパターン認識や予測を行う技術。
AIの研究分野である自然言語処理、音声認識、画像認識、画像処理などで使われ、創薬、新素材開発、スポーツ科学、金融取引、広告配信など、幅広い分野で応用されている。
データサイエンス
膨大なデータを科学的に読み解き、社会やビジネスの課題解決につながる「価値」を見いだす学問のこと。情報工学、応用数学、統計学、コンピュータサイエンスなどを基盤とし、これらの専門知識を駆使してデータを収集、整理、分析、モデル化、可視化、評価する。
IT分野だけでなく、医療、気象など幅広い分野で応用されている。
データ分析
大量のデータから有用な情報を抽出するプロセスのこと。統計学やコンピュータによる高速処理、機械学習などを組み合わせることで、一見雑多な数値や文字列でしかない大量のデータから一定の規則性や構造を発見し、ビジネスにおける予測や意思決定、問題解決に役立てる。ITの進化により、重要度が増している。
な行
ニューラルネットワーク
AI(人工知能)研究の一分野で、「生成AI」にも用いられるディープラーニング(深層学習)の基盤技術とされている。人間の脳内では、860億個もの神経細胞(ニューロン)が非常に複雑なネットワークを形成しており、そのような脳構造を模倣してつくられた数学モデルがニューラルネットワークだと考えていいだろう。
人間拡張
テクノロジーを用いて人間の能力を拡張・増強させる技術または学問分野。身体拡張、知覚拡張、認知拡張、存在拡張などの種類がある。例として、身体拡張にはパワーアシストスーツや義手・義足、知覚拡張には補聴器やスマートグラス、認知拡張には記憶チップ、存在拡張には遠隔医療ロボットやデジタルアバターなどがある。
脳神経科学
脳や神経系の構造や機能、疾患などを研究する学問分野。脳や神経系を単一の方法論で理解するのは不可能なため、分子生物学、数学、情報学、心理学などさまざまな研究分野からアプローチされている。
脳疾患や精神・神経疾患の治療や予防、人工知能やロボットの開発などの研究に貢献し、さまざまな技術開発が行われている。
は行
バイオインフォマティクス
生物学(biology)と情報学(informatics)の融合領域のこと。日本語では「生物情報科学」や「情報生命科学」などと表記されることが多い。DNAやRNA、タンパク質をはじめとする生物が持つさまざまな「情報」をコンピュータで解析し、生命現象の理解や病気のメカニズムの解明、治療薬の開発などに役立てることを目的としている。
バイオセンサー
生物が持つ優れた物質識別能力を利用したセンサーのこと。生物学的な素材を用いて対象物質を検出し、電気化学や光学的な変換器によって信号化することで、対象物質を選択的かつ高感度に定量できる。高感度で高速、分子のレベルで細かく検査できるといった特異性を持ち、食品や環境分野などさまざまな分野で用いられている。
バイオテクノロジー
「生物学(biology)」と「技術(technology)」の造語で、生物の化学反応や機能を産業や生活に役立つよう工業的に利用する技術のこと。「生命工学」や「生物工学」とも訳される。
科学技術の発達とともに新技術が開発され、農業、医療、創薬、化粧品、環境、エネルギーといった幅広い分野で応用されている。
バイオマテリアル(生体材料)
材料科学の一分野で、医学や歯学分野において、主にヒトへの移植を目的とした材料のこと。人工臓器や人工関節・人工軟骨、インプラントなどの材料、手術や治療で用いる治療用材料などの医療用マテリアルが注目されている。さまざまな金属合金などが素材として研究され、より身体と調和しやすい素材の開発も進んでいる。
パターン認識
文字や画像、音声など膨大なデータを読み込ませ、その中から一定の特徴や規則性を識別してパターンとして出力する処理方法。工学分野から生まれた技術であり、「文字認識」「音声認識」「画像認識」「顔認識」などが挙げられる。
「記号」や「数字」などを識別する機械学習と組み合わせることで、機械学習の幅を大きく広げた。
半導体
電気をよく通す金属などの「導体」と電気を通さないゴムなどの「絶縁体」の中間の性質を持つ物質を指す。シリコンなどがあり、半導体を材料に用いた「集積回路(IC:Integrated Circuit)」も総称として「半導体」と呼ばれることが多い。電気の流れを制御して情報処理が可能なことから、電子機器や電子装置の頭脳として用いられている。
ビッグデータ
直訳すると膨大な量のデータのこと。ここでいうデータは従来のデータベースやツールで処理・分析することが困難なほど大量で、通常はテラバイト(1,000ギガバイト)単位以上のデータを指すことが多い。ビッグデータを活用することで、ビジネスや科学研究などの分野で新たな知見を得ることができる。
ブレインテック
Brain(脳)とTechnology(技術)をかけ合わせた造語で、脳科学とITやエレクトロニクスなどのテクノロジーを融合させた分野を指す。脳の状態の解析により脳の働きのメカニズムを明らかにするとともに、人間の行動や思考、感情を改善し、人間のパフォーマンスを向上させることを目的としている。「ニューロテック」と呼ばれることもある。
ブレインマシンインターフェース
人間の脳(Brain)とコンピュータや機械(Machine)を接続する(Interface)技術のこと。脳波や人間の脳の神経細胞(ニューロン)の信号を検出するセンサーを装着し、解析することで人間の動きや表情、言葉などをコンピュータや機械に伝えたり、コンピュータや機械から神経に刺激を送り、視覚や聴覚といった感覚を再現することができる。
ブロックチェーン
暗号資産(仮想通貨)の受け渡しなどの取引記録を、情報通信ネットワーク上にある端末同士を直接接続し、暗号技術を用いて分散的に処理・記録するデータベースの一種。「ブロック」と呼ばれる単位でデータを管理し、鎖(チェーン)のように連結して保管することが名前の由来。食品流通業界での活用なども考えられている。
プロテオミクス
生物の細胞や組織、生体液中に含まれるすべてのタンパク質(プロテイン)の種類や量、構造、相互作用、機能などを総合的に解析する技術や学問分野の総称。生命科学の重要テーマのひとつ。病気の分子診断や治療法開発、新しい薬剤の発見などが期待され、特にがんの高精度診断に役立つ「バイオマーカー」の開発に注目が集まる。
ま行
マイクロプラスチック
海に漂う直径5mm以下の小さなプラスチックの微粒子、または微小な断片のこと。主に、大きなプラスチック製品の分解や洗濯などによって、水中に放出される。プラスチックは基本的に自然に分解されず、海水中に長く留まり蓄積していくと考えられている。海洋生態系や人体への影響が懸念され、世界的に対策が講じられている。
メタバース
「超越した」という意味を持つ「Meta」と「宇宙」という意味を持つ「Universe」を組み合わせた造語。コンピュータの中に存在する3次元の仮想空間のことを指す。ゲームやイベントなどをオンライン上で楽しめるだけでなく、仮想空間のオフィスにアバターで出社する「バーチャルオフィス」などのビジネス利用も広がっている。
ら行
量子コンピュータ
「量子力学の物理現象」を利用して並列計算を実現するコンピュータのこと。扱いが難しいものの、うまく活用できれば従来のコンピュータでは計算不能な大規模・複雑な問題を瞬時に解くことも可能になる。
特に創薬や材料開発、人工知能、金融などの分野では、量子コンピュータが破壊的なインパクトを与えると期待されている。
記号・数字
*Unit
JUnitに代表される各言語のテストツールの総称。これらツールを使った自動テストにより、ソフトウェアの信頼性を高めることができる。データサイエンスのスキルを活かし、プログラマーやテストエンジニアとして仕事する際にも、重要なツールとなるだろう。
3ds Max®
3ds Max®は3Dモデリングとアニメーションソフトウェアで、ゲーム、映画、建築などの分野で使用され、リアルな3Dグラフィックスを制作できる。将来のデザイナーやエンジニアにとって、クリエイティブなスキルを磨き、ゲーム開発や建築デザインの職に役立つだろう。
A – D
Adobe Illustrator
Adobe Illustratorは、ベクターグラフィックスのデザインソフトウェアで、ロゴ、イラスト、ポスターなどを制作できる。これを学ぶことで、将来のデザイナーやイラストレーターにとって、クリエイティブなデザインを生み出すスキルを磨く手助けとなり、デザイン関連の職に役立つだろう。
Adobe Photoshop
Adobe Photoshopは、写真編集や画像処理の業界標準のソフトウェアで、写真修正、合成、デザインに使用されている。これを学ぶことで、将来の写真編集者やグラフィックデザイナーにとって、クリエイティブな表現力を高め、デザインやメディア関連の職に役立つだろう。
Adobe XD
Adobe XDはUI/UXデザインツールで、Webやアプリのプロトタイピングやデザインに使われる。将来のデザイナーや開発者にとって、ユーザーフレンドリーなデジタルプロダクトを設計し、技術業界でのキャリアの支援となる。
After Effects
After Effectsは、視覚効果とモーショングラフィックスを制作するためのソフトウェア。映画やアニメーション制作に不可欠で、動画編集やアニメーション制作のスキルを磨くことによって、将来の映像制作者やアニメーターにとってのクリエイティブなキャリアに貢献する。
AI(人工知能)
Artificial Intelligenceの略で、「人工知能」。さまざまな定義を総じて「人間の思考プロセスと似た形で動作するコンピュータプログラム、あるいは人間が知的と感じる情報処理技術」を指す。
研究分野は多様で、プログラミングの高度な知識に加え認知科学、脳科学、心理学などの知識も必要となる。
AI創薬
AI(人工知能)を用いて、医薬品の創製・開発を行うこと。新薬の開発の成功確率は、膨大な時間とコストを費やすにもかかわらず0.04%と言われている。そこで、AIの特徴である大量のデータ処理による高度なデータ分析・推論の能力の活用によって、より高速かつ効率的な創薬が可能になると期待されている。
Apache
Apacheは、オープンソースのWebサーバーソフトウェアで、WebサイトやWebアプリケーションのホスティングに使用される。これを学ぶことで、将来のWeb開発者やシステムエンジニアは、Webサイトやアプリケーションの開発や運用管理を行えるようになる。
API
APIはソフトウェアコンポーネント同士が情報をやり取りするための規約。これを活用することで、外部のデータを取りこんだり、外部にデータを渡し処理結果だけを受け取るなどソフトウェアで実現できる内容が広がる。データアナリストやプログラマーとしてのキャリアを築くための重要な要素となる。
AR(拡張現実)
現実世界にデジタル情報を重ね合わせる技術のこと。カメラやセンサーによって現実世界の位置や向き、動きといった情報を認識し、そこに3次元映像やキャラクターなどのデジタルコンテンツを重ね合わせて表示できる。ゲームやエンターテインメント領域だけでなく、教育や医療、製造業など、さまざまな分野で使用されている。
Blender
3Dモデリングやアニメーション制作に用いられるオープンソースの3Dグラフィックソフトウェア。アーティストやアニメーターにとってクリエイティブなスキル向上とエンターテインメント業界でのキャリア形成に大いに貢献し、創造性を拡げる。
Bootstrap
BootstrapはWeb開発のフレームワークで、導入することで多数のWebページに統一したデザインを与えられる。Webデザイナーや開発者は品質レベルの揃ったWebデザインを短時間で構築することが可能となる。また、企業や団体でもプロジェクトの統一性を高めることができるツールである。
ChatGPT
米OpenAIが開発したテキスト生成AIのこと。大量のテキストデータからパターンを学習し、人間が話す自然言語で文章を生成することができる。
「GPT」はGenerative Pre-trained Transformerの略で、TransformerというGoogleが開発した深層学習モデルを使用している。
Cisco
企業や組織向けのネットワーク管理ツールで、ネットワーク上の通信の管理やセキュリティ対策を行うツールセット。ネットワークエンジニアやサーバ運用管理者らにとって必須のツールである。
CSS
CSS(Cascading Style Sheets)は、Webページのデザインやスタイルを指定するための言語。Webデザインや開発において、見た目やデザインを制御する基本的なスキルを身につけ、Webデザイン関連の職で有益である。 CSSを用いて、情報の視覚的な表現を改善し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
C言語
OSなどコンピュータの基本的な制御を行う部分を書くのに多用されてきた、代表的なプログラミング言語。ソフトウェア開発やシステムプログラミングで使用される。C#、C++、Java、PHPなど多くの人気言語はC言語の影響を受けておりそれらも学びやすくなる。高い効率性と柔軟性を提供する、プログラマーにとって重要なツール。
C#
C#(Cシャープ)はマイクロソフトが開発したプログラミング言語で、C言語をベースに改良されたもの。Windowsアプリの開発に特に使われることが多いが、今は他のOSでの開発にも使うことができる。プログラムやアプリケーション開発者のキャリア構築に有益である。
C++
C++はプログラミング言語で、C言語をベースに改良されたもの。ソフトウェア開発やシステムプログラミングに広く用いられる。OSやハードウェアに近い、いわゆる低レベルを扱える言語であり、パソコンだけでなくOA機器や家電の組み込み用途などでも必要な、IT関連の職でも需要が多い言語である。
Docker
アプリケーションのコンテナ化を可能にするツール。ソフトウェア開発や運用において効率的な環境管理ができ、開発者やエンジニア、テストエンジニアや運用管理者など多様なキャリアで有益である。開発プロセスを効率化し、アプリケーションを異なる環境に簡単に移動や複製できるなど利点は多い。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
Digital Transformationの略称。AIやIoT(モノのインターネット)、ブロックチェーン、ビッグデータといったデジタル技術を社会に根付かせるで私たちの生活をよりよいものへと変革していく取り組みやその手段を指す。社会における商品やサービスの形態、組織構造などの既成概念の破壊をも伴いながら、新たな価値を創出するための改革ともいえる。
F – J
Figma
オンラインベースのデザインツール。WebやモバイルアプリのUI/UXデザインに使用され、デザイナーやWeb開発者は共同でプロジェクトを作成・編集し、リアルタイムで効率的に作業できる。将来のデザイナーやWebデベロッパーにとって、クリエイティブなスキル向上に役立つ。
Git
ソフトウェアのバージョン管理に用いられ、プログラマーやエンジニアにとって有益。Webデザイナーやドキュメント製作者も知っていると共同作業において強みになる。ソフトウェア開発では必要不可欠なスキルで、コード変更を追跡し、共同作業でのトラブルを未然に防ぐ。Gitの習得は将来のキャリアに貢献し、業務効率向上に寄与する。
Go
Googleが開発したGoは、シンプルな文法と高性能なコンパイラを備えたプログラミング言語。分散システムやWeb開発に利用され、高い効率性と信頼性を提供する。将来の開発者にとって有益なスキルで、クラウドコンピューティングやバックエンド開発のキャリアに貢献する。
Google Analytics
Google AnalyticsはWebトラフィックやユーザー行動の分析ツール。Webサイトやアプリのパフォーマンスを把握し、効果的なマーケティング戦略に活用。デジタルプレゼンスの最適化や成果の追跡に寄与し、オンラインプロジェクトの成功に欠かせないツールである。
Google Colab
クラウドベースのJupyterノートブック環境で、Pythonコードの実行やデータ分析が容易。無料でもある程度使えて、GPUやTPUを利用することもでき、機械学習やディープラーニングプロジェクトの実行に便利。学生やデータサイエンティストにとってアクセスしやすく、共同作業や教育にも適している。
HTML
HTML(Hypertext Markup Language)はWebページの構造やコンテンツを記述するためのマークアップ言語。Web開発者にとって基本的なスキルであり、Webデザインやコンテンツ制作に必須。将来のWebデザイナーや開発者にとって、Webサイトの構築やデザインに役立つ。
Java
オブジェクト指向プログラミング言語で、クロスプラットフォーム対応。Androidアプリ開発や企業向けアプリケーションに利用され、プログラマーにとって幅広いキャリア機会を提供。将来のアプリ開発者やソフトウェアエンジニアにとって、高い実用性と市場価値を持つ。
JavaScript
JavaScriptはWeb開発に使用されるスクリプト言語で、Webページを動的に操作し、ユーザーインタラクションやアニメーションを実現する。Web開発者にとってクライアントサイド開発の必須スキルで、モダンなWebアプリケーションの開発に不可欠。最近はサーバサイド開発でも多く採用されていて、ひとつの言語でクライアント/サーバの両方をカバーできることから人気。
JupyterLab
JupyterLabはデータサイエンティスト向けの統合開発環境で、データの探索、可視化、分析を効率的に行うことができる。プロジェクトや研究の生産性向上に貢献し、効果的なコミュニケーションを支援し、データサイエンティストのキャリアに価値を加える。
K – N
Keras
オープンソースのニューラルネットワークライブラリ。ディープラーニングの基礎から高度なモデルまで幅広くサポートし、データサイエンスやAIエンジニアリングの分野でのキャリアを支える。使いやすさと柔軟性が魅力で、初学者から専門家まで対応。
Kotlin
AndroidアプリやWebサービスの開発に用いられる静的型付けのプログラミング言語。元々はJava言語の処理系で動くところからつくられた。コードを効率的に書け、読みやすい構文が特長。Google社がAndroidアプリの開発用として推奨する言語であり、将来のソフトウェア開発者にとって、スマートフォンアプリ開発などの重要スキルとして、就職の道を広げる。
Kubernetes
Kubernetesは、コンテナオーケストレーションプラットフォームで、アプリケーションのデプロイとスケーリングを自動化する。データサイエンスやクラウドエンジニアリングの分野での活用が求められる、キャリアに弾みをつける有益なスキル。中規模〜大規模プロジェクトの成功に寄与する。
Linux
オープンソースのオペレーティングシステムで、特にサーバサイドのコンピュータ基盤として幅広く利用され、セキュリティ、サーバー管理、プログラミングなど多くの分野で重要。データサイエンティストやエンジニアにとって、WindowsやMacOSなどのデスクトップOS以外に知っておくと選択肢が広がる、キャリアに寄与するスキル。
LLM
Large Language Modelsの略。大規模言語モデルを指す。大量のテキストデータでトレーニングされたAI(人工知能)の自然言語処理モデルで、テキスト生成や機械翻訳に用いられる。主にディープラーニング(深層学習)の技術を駆使した数学的モデルであり、米OpenAIのGPT-3やGPT-4もLLMにあたる。
Maya
Mayaは3Dコンピュータグラフィックスとアニメーションのソフトで、映画、ゲーム、アニメ制作に広く用いられ、クリエイティブな3Dモデリングとアニメーション制作に貢献。デザイナーやアニメーターにとって、スキルの向上とキャリア形成に貢献し、創造性を拡げる。
MR(Mixed Reality:複合現実)
「Mixed Reality」の略称で「複合現実」技術のこと。現実世界と仮想現実を融合させて新たな体験を創造する技術の総称であるXR(クロスリアリティ)の一種。デジタル情報に触って操作することが可能で、360°全方位からの視認に対応しているなど、AR(拡張現実)技術を発展させたものといえるだろう。
Nagios
Nagiosはオープンソースの監視ツール。コンピュータシステムやネットワークの稼働状況をリアルタイムで監視し、問題を検出・通知する。データサイエンスやシステム管理者にとって、システムの安定性を保つための有益なツールとなり、問題の早期発見と対処に貢献。
Nginx
NginxはオープンソースのWebサーバーソフトウェアで、Webサイトやアプリケーションの高性能な配信に使用され、セキュリティと効率性に優れる。Web開発者やシステムエンジニアにとって、高速なWebサービスの提供やリバースプロキシとしての運用時に有益。
Node.js
Node.jsはオープンソースのJavaScriptランタイム環境で、Webアプリやネットワークアプリの開発に用いられ、並列性、柔軟性、拡張性を提供する。Web開発者やバックエンドエンジニアにとって、現代的なアプリ開発スキルに貢献し、Web関連の職で役立つ。
P – T
PHP
PHPはオープンソースのスクリプト言語で、Web開発に広く使用され、動的なWebページの生成やデータベース連携が可能。多くのWebサービスで使われており、Webデベロッパーやプログラマーにとって、Web関連の就職に貢献する。
Power BI
Power BIは、マイクロソフトのビジネスインテリジェンスツール。データの視覚化とリアルタイムな洞察を提供し、データ分析や効率的なレポート作成を支援し、ビジネス成果を向上させる。ビジネスアナリストやデータ専門家にとって有用。
PowerShell
PowerShellは、マイクロソフトが開発したコマンドラインシェルおよびスクリプト言語。Windowsの管理やタスク自動化に使用され、Windows系のシステム管理者やエンジニアにとって効率的なツールである。スクリプトを作成し、複雑な操作を簡素化でき、将来のITキャリアに貢献する。
Python
Pythonは型にはまった記述ができる使いやすいスクリプト言語で、分野によっては他言語で替えの効かない豊富なライブラリを持ち、プログラミング教育、データ分析、Web開発、人工知能、自動化など幅広い分野で利用されている。プログラマーやデータサイエンティストにとって重要なスキル。将来のITキャリアを支えるツールである。
PyTorch
オープンソースのPython用機械学習ライブラリで、ディープラーニングモデルの構築とトレーニングを支援する。データサイエンティストや機械学習エンジニアにとって、AIプロジェクトの成功に貢献し、将来のキャリアに有益であり、技術分野の職において有用なスキルを提供する。
React
ReactはFacebookが開発したJavaScript/TypeScriptライブラリで、Webアプリケーションの構築に使用する。コンポーネントベースの設計と仮想DOMにより、柔軟で効率的なUIを実現。将来のWeb開発者やエンジニアにとって、モダンなWebアプリケーションをチーム開発する際などに向いている、今後も需要が高いであろうスキルの要。
REST
REST(Representational State Transfer)はWebサービスAPIの設計で使われるアーキテクチャスタイル。RESTful APIはWebプロトコルを介したデータ取得の重要な要素で、異なるプログラム間の連携に活用される。データの要求と取得が構造的に設計された場合、プロジェクト全体の効率や見通し、セキュリティなどが高まる。
Ruby
簡潔な文法を持つ日本発のスクリプト言語。Web開発やデータ処理に利用される。データサイエンス分野ではデータの前処理やスクリプト作成に有益で、将来のデータエンジニアやWeb開発者に役立つ。多くのライブラリやフレームワークが提供され、柔軟性が高く、習得しやすい。
Rust
メモリ安全性と高性能を結びつけたプログラミング言語。システムプログラムやWebサーバの開発に活用され、従来はC言語やC++言語が担ってきた領域に急速に浸透しつつある。データサイエンス分野でも、高速なデータ処理やネイティブ拡張モジュールの開発に役立つ。プログラミングスキルを高め、幅広い技術領域でのキャリアに寄与する。
R言語
R言語は、データ分析と統計処理のためのプログラミング言語で、データサイエンスの中核。多彩なタスクに使用され、データ駆動の意思決定を支援する。将来のデータサイエンティストや研究者にとって、データ探索と洞察のツールとして活用される。
Scratch
Scratchは、プログラミングを視覚的かつ対話的に学ぶための教育向けツール。中学生や高校生に向けて、基本的なプログラミングコンセプトを楽しみながら学び、コーディングスキル向上と論理的思考の育成に貢献する。プログラマーやエンジニアの基盤として重要。
Selenium
Webアプリケーションの自動化テストフレームワーク。人間のブラウザ操作を再現することができるツール。品質管理や自動化による開発効率向上に寄与。特にソフトウェアテスター(QAエンジニア)や開発者にとって有用で、キャリア構築に貢献する。効果的にテストケースの作成や実行ができ、品質向上に寄与する。
shell script
Shell scriptはLinuxなどUnix系OSのコマンドラインで使用されるスクリプト言語。システム管理やタスクの自動化に利用される。Webサーバーや機械学習サーバーの運用やデバッグにも有用で、将来の管理者やプログラマーに重要なスキル。
Sketch
Sketchは、ベクトルベースのデザインツール。WebやアプリのUI/UXデザインに用いられ、デザイナーやWeb開発者がプロトタイプを制作し、視覚的なデザインを改善できる。将来のデザイナーやWebデベロッパーにとって、クリエイティブなスキル向上に役立つ。
Snort
オープンソースのネットワーク侵入検知システム。ネットワークトラフィックを監視し、潜在的な攻撃や異常を検出する。セキュリティアナリストやネットワークエンジニアにとって、セキュリティ強化と侵入検知の重要なツール。将来のセキュリティ専門家に役立つ。
SolarWinds
SolarWindsはネットワークパフォーマンスモニタリングとシステム管理ソフトで、エンジニアや管理者に価値を提供する。データ分析スキルを向上し、問題の迅速な解決、効率的な運用、サービス品質向上などの面で役立ち、エンジニアや管理者に価値あるツールである。
SQL
SQL(Structured Query Language)はデータベース管理・運用のための言語で、データ操作や抽出、整理、分析に必要。データベース管理者はもちろん、ソフトウェア開発、データサイエンス、ビジネス分析など幅広い分野で役立ち、各分野のプロフェッショナルには必須知識。SQLのスキルはデータ活用の鍵を握り、組織やプロジェクトの成功に寄与する。
SSH
SSH(Secure Shell)は安全なリモート接続プロトコル。通信の暗号化によりデータセキュリティを確保し、遠隔から他のコンピュータにアクセスするために使用する。システム管理、ネットワーク運用、セキュリティに不可欠で、プロフェッショナルの必須スキルとなる。
Swift
Appleが開発したプログラミング言語。iOSおよびmacOSアプリケーションの開発に用いられ、直感的な文法と高性能性が特徴。アプリケーション開発者に高品質なアプリを構築する力を提供し、将来のアプリ開発者に役立つ。効率性と可読性を高め、アプリエコシステムで成功を支える。
Tableau
データの可視化とビジネスインテリジェンスのツール。データを可視化し、リアルタイムで洞察を提供し、意思決定をサポートする。ビジネスアナリストやデータ専門家に有益で、データを活用してビジネスの成功に貢献。データ駆動のアプローチがビジネスに革命をもたらす。
TensorFlow
TensorFlowは、Googleが開発したオープンソースの機械学習フレームワーク。ディープラーニングから機械学習まで多くのアプリケーションをサポート。画像認識、自然言語処理などで広く活用。データサイエンティストやエンジニア向けで、AI研究やデータ分析に役立つ。
Terraform
オープンソースのインフラストラクチャ自動化ツール。クラウドプロバイダーのリソースをコードで管理し、インフラストラクチャの自動化を実現。クラウドエンジニアやデベロッパーに便益をもたらし、スケーラビリティと効率性を向上させ、プロジェクトの成功に貢献する。
U – Z
UI・UX
UIとは「User Interface(ユーザーインターフェイス)」の略称。ATMや自動販売機、Webサイト、ソフトウェア、ゲームなどさまざまなサービスとユーザーとの接点を指す。
UXとは「User eXperience(ユーザーエクスペリエンス)」の略称。Webサイト、スマホアプリ、ハードウェア(機械)などさまざまなサービスを使う中での体験を指す。
Unity
Unityはゲーム開発のための統合型の開発環境。プロトタイピングからデプロイメントまで全てをカバー。ゲーム開発者に強力なツールを提供し、クリエイティビティとプロダクティビティを向上。将来のゲームデベロッパーにとって、ビデオゲーム産業でのキャリア構築に役立つ。
Unreal Engine
3Dゲーム開発のための強力なゲームエンジン。リアルなグラフィックス、物理エンジン、AIツールを提供。ゲーム開発者に高度な制御と創造性を提供し、幅広いプラットフォームに展開可能。将来のゲームデベロッパーにとって、高品質なゲーム制作と業界での成功をサポート。
vi
viはUnix系オペレーティングシステムで使われるテキストエディタ。シンプルなインターフェースと軽快な動作、強力な機能と拡張性で、システム管理者やプログラマーに支持され、スクリプト編集や設定管理に適している。Unixベースのシステムで重要なツールである。
Visual Studio
Visual Studioは、マイクロソフトが提供する統合開発環境(IDE)。アプリケーションの設計、コーディング、テスト、デバッグを効率的に行え、幅広いプラットフォーム向けのソフトウェアを開発できる。多言語サポートを備え、アプリケーション開発を支援する。
VR(バーチャルリアリティ)
「Virtual Reality」の略称で「仮想現実」とも言われる。VRゴーグルなどのデバイスを装着することで、そこに映し出された立体的な映像を限りなくリアルに近い感覚で体感できる技術のこと。ゲームや動画などのエンターテインメントの分野での活用を超えて、近年では観光や医療などの分野でも導入されている。
VS Code
VS Code(Visual Studio Code)は、Microsoftが提供する無料のソースコードエディタ。軽量かつ高機能で拡張性が高く、プログラミング言語に対応している。拡張機能でカスタマイズができ、幅広いプログラミングプロジェクト向け。開発者に人気があり、コードの編集、デバッグ、バージョン管理などをサポートする。
Vue.js
Vue.jsはオープンソースのJavaScriptフレームワーク。UIの構築に特化し、シンプルで柔軟なライブラリ。コンポーネントベースでWebアプリ開発が容易。リアクティブなUIを実現し、Web開発者に人気。 Webアプリ開発で使い勝手と効率性を向上させ、デベロッパーに価値を提供。
Web3
ブロックチェーン技術を土台にした分散型インターネットのこと。一方通行のコミュニケーションが主だった「Web1.0」、双方向のコミュニケーションが可能になった「Web2.0」に続く新たな形として、巨大企業による独占から脱却し、個人が自分の個人情報を自律分散的に管理できるようになると期待されている。
Wireshark
Wiresharkはオープンソースのネットワークプロトコルアナライザー。ネットワークトラフィックをキャプチャし、詳細なパケット情報を表示。ネットワークのトラブルシューティングやセキュリティ分析に役立つ。ネットワークエンジニアやセキュリティアナリストに有益。
WordPress
WordPressはオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)。Webサイトの構築や管理を容易にし、多くのプラグインやテーマが利用可能。Webデザイナーやブロガーにとって、Webプレゼンスを構築・カスタマイズし、コンテンツを発信する有益なプラットフォーム。
XR(クロスリアリティ)
現実世界と仮想現実を融合した新たな体験を創造する技術の総称。エクステンデッドリアリティと言われることもある。
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)、SR(代替現実)などがあり、エンターテインメント業界、建設業界、製造業界、美容業界、観光業界などさまざまな分野での活用が進んでいる。
ZBrush
ZBrushはデジタル彫刻とペイントソフトウェア。3Dモデリングやテクスチャリングを直感的に行え、高品質なキャラクター、環境、アートを作成できる。デザイナーやアーティストにとって、クリエイティビティの表現とプロジェクトの美的品質向上に役立つ。