

【青山学院大学】文理融合の学びで、現代社会に必要な実践力を養う社会情報学部
青山学院大学社会情報学部
青山学院大学における情報系の学びの拠点といえるのが社会情報学部。文系の「社会科学」「人間科学」と理系の「情報科学」、そして「データサイエンス」を融合させた学びによって、各専門分野をつないで新たな発想へと導く力を養うことができる。学びの舞台となるのは相模原キャンパス。美しいチャペルが特徴的な緑あふれるキャンパスで、独自の研究やプロジェクト学習に集中することができる。
PBL型授業で広がる、データサイエンスの実践力
現実の社会には、文系・理系の区別はなく、社会的な課題を解決するには、幅広い分野の知識を背景とした「融合知」が求められている。青山学院大学社会情報学部では、まさに時代が求める“文理融合”の学びを追究している。

学びの特色は、文系の「社会科学」「人間科学」と理系の「情報科学」を融合させた科目履修ができること。カリキュラムでは、論理的思考力を養う統計学やプログラミング、国際的な活躍を意識した学部独自の英語教育の授業を必修化。さらに、PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)を導入し、確かな実践力を育むことができる。2025年には数理・データサイエンス・AI教育認定制度(応用基礎レベル)の認定を文科省に申請。社会のニーズに応える人材育成にも積極的に取り組んでいる。文理の枠を超えた学びは産業界で広く受け入れられ、卒業生は情報通信業界をはじめ、金融業界、サービス業界、卸売・小売業界、製造業界、公務員など幅広い業界で活躍している。
青山学院大学社会情報学部 4つの特色
1 実践力を養う「異分野融合」のカリキュラム
社会人としての基礎力を養いつつ、社会・人間・情報の「コア科目」、学際領域の「リエゾン科目」、専門領域の「エリア科目」で融合知を高めることができる。
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青山学院大学 社会情報学部 学びの特色とカリキュラム 主要科目の特長
2 高度な情報活用力を養うコンピューティング実習
最新の情報インフラを整え、コンピュータを活用して問題解決方法をデザインするコンピューティングスキルやシステム思考力を養うことができる。

3 数理・データサイエンス・AI系を体系的に学べるカリキュラム
学部創設当初からの数理・データサイエンス系科目をベースに新設科目を加え、2024年度より「社会情報学部 数理・DS・AI教育プログラム」を実施。データサイエンス志望者の学びに応えるデータサイエンス系科目群で体系的な学びをサポートする。「データサイエンス・AI概論」「統計入門」「コンピューティング実習」「計算社会科学」「データ分析演習」「数理情報」「心理学演習」など豊富な科目を揃えている。
4 実社会の問題にチャレンジするプロジェクト演習
企業や自治体から与えられる現実の課題に取り組むプロジェクト演習科目で、グループワークを通して、実社会で役立つコミュニケーション能力が身につく。
また、同学では、2022年5月に「青山データサイエンス教育コンファレンス(Aoyama Data Science Education Conference)」を設置。全学的にデータサイエンス教育を本格化していく計画だという。今後の動きに注目が集まる。
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青山学院大学 AGU NEWS データサイエンスへの取り組み
Text by 丸茂健一(minimal)