

【一般向け公開講座】大学が提供するデータサイエンス系オンライン講座5選

データサイエンスを勉強したいけど、どこから手をつけていいのかわからない……。そんな人には、大学が提供するオンラインのデータサイエンス講座がおすすめだ。この記事では、編集部が選んだデータサイエンス講座を5つご紹介!
1. 東京大学 数理・情報教育研究センター公開講義
東京大学では、「数理・情報教育研究センター」がデータサイエンスに関する講義を無料で公開している。プログラミングや統計データ解析、線形代数など、数理・データサイエンス関連の基礎となる動画を幅広く公開しており、基礎からしっかりと解説してくれているのが特徴だ。
内容の理解には高校教育課程までの知識は必要だが、逆にそこまでの知識があれば、初歩から丁寧に説明してくれていると感じる内容となっているだろう。
2. 筑波大学 データサイエンス講義
筑波大学では、筑波大学オープンコースウェアというプラットフォームをwebサイトで展開。さまざまなテーマに沿ったデータサイエンスの講義を、無料で閲覧することが可能だ。
講義動画では、「生命科学とデータサイエンス」、「芸術とデータサイエンス」、「ビジネスとデータサイエンス」など、多岐にわたる分野において、データサイエンスがどのように活用されているか学ぶことができる。データサイエンスそのものに興味を持っている人におすすめだ。
3. 滋賀大学 高校生・大学生向けオンライン学習サービス
滋賀大学では、初めてデータサイエンスを学ぶ人に向けて、無料で入門レベルの講義動画を公開している。「高校生のためのデータサイエンス入門」から「大学生のためのデータサイエンス」の基礎から応用まで、初歩のレベルからデータサイエンスを学ぶことが可能だ。
通年開講ではない点のみ注意が必要だが、2025年7月時点では毎年開講されていることが確認できている。毎年どの期間に開講されるかチェックしよう。
また、動画の配信はドコモgaccoというプラットドーム上で行われるため、ドコモgaccoへの会員登録も行う必要がある。
詳細はこちら
滋賀大学 データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター
4. 京都大学 データサイエンス講座
京都大学では、「データサイエンス講座」を有償にてオンデマンド配信している。
講義動画は統計検定®︎の「連携セミナー」として認定されており、文系の初学者向けから応用まであらゆるレベルに対して対応している。Excel、Python、Rといったデータ分析の基盤全体を学習することが可能だ。
講義動画は単体での購入はもちろんセット販売もしており、リーズナブルに買うことができる。また、団体向けにも販売しており、企業の講座としても使えるだろう。
5. データ関連人材育成関西地区コンソーシアム(DuEX)
データ関連人材育成関西地区コンソーシアム(通称:DuEX -Data utilizing Expert program-)は、「大阪大学」「神戸大学」「滋賀大学」「和歌山大学」「大阪公立大学」「奈良先端科学技術大学院大学」を協定校とするコンソーシアムだ。
DuEXでは、無料のオンライン講座を公開しており、データサイエンスに関しては、「基礎コース」と「実践コース」の2つを展開。各コースで協定校がそれぞれ講義を公開しており、コース内の好きな講義を受けることができる。また、5単位取得した受講生には「基礎コース修了証」や「実践コース認定証」が発行される。
データサイエンス関連施設について
各大学のデータサイエンス系オンライン講座は、データサイエンス関連施設が主体となって企画していることが多い。
気になる人は、こちらの記事もチェックしてみよう!
Text by 編集部/Illustration by Turn.around.around/ PIXTA