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【みんなの疑問】興味のある研究テーマを学べる学部・学科、研究室の探し方は? 【みんなの疑問】興味のある研究テーマを学べる学部・学科、研究室の探し方は?

【みんなの疑問】興味のある研究テーマを学べる学部・学科、研究室の探し方は?

データサイエンス百景編集部
データサイエンス百景編集部

データサイエンス百景公式X(旧Twitter)には、日々情報やAI・データサイエンスに関する質問が寄せられます。今回は、「興味のある研究テーマを学べる学部・学科、研究室の探し方」に関するQ&Aを集めてみました!

興味のある研究テーマを学べる大学や研究室の探し方は?

【Step 1】興味のある分野の最新学術論文を検索

まずは、興味のある分野のキーワードで最新の学術論文を検索して、さまざまな情報に触れてみることをおすすめします。例えば、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)に関心があれば、「ブレイン・マシン・インターフェース」、「BMI」、「ブレインテック」などをキーワードにしてみましょう。

論文検索プラットフォームとしては、Google Scholar(グーグル・スカラー)、J-STAGE(ジェイ・ステージ)、CiNii(サイニィ)などが主流。関心のある分野の先端研究に取り組む大学、研究者、研究室を探すことができるはずです。

Google Scholar(グーグル・スカラー)
Googleの学術情報検索エンジン。さまざまな学術文献を簡単に検索して、多岐にわたる分野と出典の論説、論文、書籍、要約、法律関係資料を探すことができる。
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Google Scholar
J-STAGE(ジェイ・ステージ)
国立研究開発法人科学技術振興機構が運営する電子ジャーナルプラットフォーム。国内の2,400を超える発行機関が、4,000誌以上のジャーナルや会議録等の刊行物を、低コストかつスピーディーに公開している。
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J-STAGE
CiNii(サイニィ)
国立情報学研究所の学術情報ナビゲータ。なかでも「CiNii Research」では、文献だけでなく研究データやプロジェクト情報など、研究活動に関わる多くの情報を検索できる。
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CiNii Research

【Step 2】気になった学部・学科について幅広く調べる

論文を検索してみると、その論文を書いた研究者の情報も見つけられると思います。また、その研究者が所属している大学や学部・学科もわかるでしょう。いろいろな論文を調べていくなかで、自分の興味のある研究テーマが、どの学部・学科で取り組まれているのかが見えてくるはずです。

特定の大学にこだわらず、気になった学部・学科を幅広く探してみましょう。データサイエンスを例に考えてみると、数理的な理論の研究に取り組みたいのか、ビジネスに応用したいのかによって、学部・学科選びも変わってきます。自分がどのようなアプローチで研究に取り組んでみたいのかを考えることも、進路選択には重要です。

【Step 3】学部・学科に所属している研究者の情報を探す

興味のある研究テーマに取り組んでいる学部・学科がわかってきたら、その学部・学科に所属している研究者の情報を探してみましょう。多くの大学のホームページでは、研究者情報を掲載しています。そこから研究者の専門分野、著書・論文歴、研究室情報などを調べることができます。なかには動画でWeb体験授業を実施している大学もあります。

明星大学 教員情報
明星大学の教員情報検索ページ。専門分野や学部・学科・附属教育研究機関での絞り込みや、氏名・キーワード入力で明星大学の教員情報を検索できる。
詳細はこちら
明星大学 教員情報
東洋大学 動画で見るWeb体験授業
東洋大学の入試情報サイト「TOYO Web Style」の動画コンテンツ。東洋大学全学部の授業を通して学問の魅力を伝えている。
詳細はこちら
東洋大学入試情報サイトTOYO Web Style 動画で見るWeb体験授業

面白そうな研究や研究室の情報を知ると、受験勉強のモチベーションになるだけでなく、現在学んでいる「数学」「物理」「生物」「化学」などの知識が、将来的にどのように役に立つのかをイメージできるようになるかもしれません。

データサイエンス百景でも、データサイエンスを活用した最新研究をまとめています。ぜひチェックしてみてください。

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Text by 編集部/Illustration by Turn.around.around / PIXTA

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