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スポーツアナリスト スポーツアナリスト

スポーツアナリスト

データサイエンスを駆使して、
チームや選手を勝利に導く

スポーツ競技におけるデータを収集・分析し、選手及びチームを勝利に導くスペシャリスト、それがスポーツアナリストだ。競技の成熟に伴って、戦略が高度で複雑になり、身体的な負荷も大きくなっている現代、効果的な戦略やトレーニングを提案できるスポーツアナリストの存在はますます求められている。

スポーツアナリストの仕事内容と学べる大学

スポーツアナリストの仕事内容

スポーツアナリストの仕事は、選手のプレイや身体的なコンディション、監督の判断、戦術、気候、試合会場の状態など、さまざまなデータを収集・分析して、選手及びチームを勝利に導くこと。データ分析・解析の結果を選手のトレーニングやケガ防止に役立てるというミッションもある。

例えば、試合映像の撮影・編集を行い、監督・コーチと共有しながら戦略・戦術を練っていく。対戦相手の戦術なども考慮しながら、最適なプランを考えることが重要になる。また、映像編集を選手ごとに行い、プレイの分析や助言に役立てることも必要だ。選手が試合で最大限の能力を発揮できるように、スポーツトレーナーと連携を取り、練習の段階から適切な分析を行うことも大切になる。

スポーツアナリストの年収や勤務先は?

日本スポーツアナリスト協会によると、スポーツアナリストの年収は約580万〜800万円とされている。日本の平均年収と比較して高い水準といっていいだろう。

スポーツアナリストの勤務先として代表的なものは以下の通り。

  • プロのアスリートチーム
  • プロアスリート個人と契約する
  • 企業の実業団チーム
  • スポーツ分析会社

スポーツアナリストになるには?

スポーツアナリストに必要な資格

スポーツアナリストには、スポーツトレーナーのような特別な資格はない。ただし、分析に必要なソフトの使い方や統計学の基礎知識を習得しておくと強みになる。まずは、初歩となる基本情報技術者試験から挑戦してみよう。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • OSS-DB技術者認定試験
  • 統計検定
  • データサイエンティスト検定
  • オラクルマスター
  • Python3エンジニア認定データ分析試験
  • G検定・E資格

スポーツアナリストに必要なスキル

スポーツアナリストは競技におけるデータを収集・分析して、最適な戦略・戦術を立案すること。データを分析・可視化するソフトを駆使するためにPythonR言語などのプログラミング言語を扱えるといいだろう。また、主にデータアナリストが活用する開発ツールのスキルも強みになる。

監督、コーチ、選手とコミュニケーションを取りながら、正確な意思統一をサポートすることも大切になる。また、外国人選手がいる場合には、英語などの語学力も必要になる。フィールドがスポーツ分野ということで、自身のチームプレーの経験も大いに活かされる。

データ収集・分析にあたり、AIビッグデータの活用も不可欠となっている。まさにデータサイエンスの知識がますます求められる領域といっていいだろう。

以下のプログラミング言語や開発ツールを使いこなせると強みになる。

プログラミング言語:
PythonR言語JavaScriptなど
開発ツール:
TableauPower BIJupyterLabGoogle Colabなど

スポーツアナリストを目指せる大学・学部・学科

スポーツアナリストを目指すなら「スポーツ科学」を専門的に学べる学部・学科を目指すのが一般的だろう。最近は、体育系大学でもスポーツ科学を学べる学部・学科を探せる。また、データ分析の手法を学べる「情報」系学部・学科で、スポーツをテーマにした研究に取り組む方法もある。大学の運動部でマネージャーとして、スポーツアナリストの役割にあたる活動を行い、実績を積み上げていくことも就職に有利になるだろう。

Illustration by カヤヒロヤ

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