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数学教員
数学の楽しさや面白さを
生徒にわかりやすく教える仕事
中学校や高校で数学の楽しさや面白さをわかりやすく生徒に伝えるのが数学教員だ。テクノロジーの大幅な技術革新によって、AIやデータ分析の活用が必要不可欠となっている。これらを有効活用するためにも数学や統計学を学ぶ意義はますます増しており、数学教員のニーズも高まっている。
数学教員の仕事内容と学べる大学
数学教員の仕事内容
数学教員の仕事内容は、中学校や高校で数学の楽しさや面白さを生徒に伝えること。教科書の内容を遅れないようにしながらも、数学を苦手とする生徒に対してサポートしていくことが求められる。プリントの作成や教材の研究、授業の仕方を工夫するなどの繰り返しも大切だ。
また、担当クラスの運営や、部活の顧問、進路相談などもすることになるので、業務内容は多岐にわたるといっていいだろう。
数学教員の年収や勤務先は?
公立の小・中学校教員の平均年収は650万円、高校教員の平均年収は700万円となっている。私立学校の教員ならば、さらに高い年収も期待できる。
数学教員の勤務先として代表的なものは以下の通り。
- 公立/私立小学校
- 公立/私立中学校
- 公立/私立高等学校
- 公立/私立通信制学校
数学教員になるには?
数学教員に必要な資格
数学教員になるためには、教諭免許状(数学)が必須になる。中学校までであれば短期大学でも取得できるが、高校で教えたい場合は高等学校教諭一種免許状(数学)が必要となり、4年制大学を卒業する必要がある。
- 教諭免許状(数学)
数学教員に必要なスキル
数学教員は、義務教育レベルの中学数学から高度で複雑な高校数学までをわかりやすく教える必要がある。数学が苦手な生徒をサポートすることも大切な仕事だ。また、教員として担当クラスの学級運営や部活動の顧問、進路相談など多岐にわたる業務内容を管理していくスキルも必要になる。
数学教員を目指せる大学・学部・学科
数学教員になるには、教諭免許状(数学)が必須になる。高校で教えたい場合には一種免許状が必要となり、4年制大学卒業が条件となる。すでに大学を卒業している人であれば通信制大学の必修教科のみを履修して取得することも可能だ。中学校までの教諭免許状であれば短期大学でも取得できるが、こだわりがない場合には選択肢を広げるためにも4年制大学を目指すのがいいだろう。
専門的に学ぶには、理学部や理工学部にある「数学科」を選ぶのが一般的だ。少数ではあるが文理学部や教育学部などに数学科を設置している大学もあるので、そちらもチェックしておくといいだろう。
Illustration by カヤヒロヤ
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