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ブロックチェーン

ブロックチェーンとは?

暗号資産(仮想通貨)の受け渡しなどの取引記録を、情報通信ネットワーク上にある端末同士を直接接続し、暗号技術を用いて分散的に処理・記録するデータベースの一種。「分散型台帳」とも呼ばれる。

取引記録などのデータを「ブロック」と呼ばれる単位で管理し、それを鎖(チェーン)のように連結して保管することが名前の由来。データをネットワーク上の端末に分散させて保持することから、データの破壊や改ざんが極めて困難なうえ、障害によってシステムが停止する可能性が非常に低いとされる。

ブロックチェーンで何ができる?

ブロックチェーンは、暗号資産のひとつである「ビットコイン」を実現するための基盤技術として開発されたが、しくみとしては汎用性が高く、暗号資産のみならず、さまざまな産業やサービスに応用することができる。具体的には、契約や取引などを自動化する「スマートコントラクト」や、食品流通業界での偽装や改ざんを防ぐトレーサビリティの確保などが、応用例として考えられている。

ブロックチェーンを学ぶ

ブロックチェーンはどの学部・学科で学べるの?

ブロックチェーンについて、技術的に学びたいならば、理工系大学の「情報」系学部・学科でプログラミングなどの専門的な授業を受けるのが近道になるだろう。もちろん近年新設されているデータサイエンス系の学部・学科でもブロックチェーンのしくみについて学べる授業は探せるはずだ。

ブロックチェーンの応用先である暗号資産については、主に経済学部や情報系の学部・学科などで学ぶことができる。経済学部では、暗号資産のマクロ経済学的な側面や暗号資産市場の分析、暗号資産の課税に関する問題などが研究されている。

また、法学部や社会学部などで、ブロックチェーン技術がもたらす社会への影響や法整備について学ぶこともできるはずだ。

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