【みんなの疑問】BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)や脳科学を学べる大学は?学部・学科は?どんな研究がある?
データサイエンス百景公式X(旧Twitter)には、日々AI・データサイエンスに関する質問が寄せられます。今回は、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)や脳科学に関するQ&Aを集めてみました!
BMIを学べる学部・学科は?どんな研究がある?
BMIの研究は、医学、脳科学、生物学、機械工学、情報学など、さまざまな学問分野で取り組みが進んでいます。そのため、自分が何の学問分野からBMIにアプローチしたいのかを考えてみましょう。
まずは、「ブレイン・マシン・インターフェース」、「BMI」、「ブレインテック」などをキーワードに最新の学術論文を検索して、さまざまな情報に触れてみることをおすすめします。CiNii Research、Google Scholarなどで検索するのが主流。BMIの先端研究に取り組む大学、研究者、研究室を探すことができるはずです。特定の大学にこだわらず、幅広い学部・学科で候補を探してみましょう。
CiNii Research
Google Scholar
データサイエンス百景でもいくつかBMI関連の記事を掲載しています。ぜひチェックしてみてください。
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神﨑-生物知能研究室
脳科学を学べる学部・学科は?
脳科学は、主に医学部、獣医学部、薬学部、理学部、工学部などで学ぶことができます。医薬系の学部だけでなく、理工系学部からもアプローチできるのがポイントです。また、情報学部、生命科学部、心理学部などでも脳科学を専門的に学べる学科やコースが見つかる場合もあります。
人間がどのように世界を認識しているのかに関心があれば、東京大学松尾研究室の「世界モデル」という研究を調べてみるのをおすすめします。また、人間の認識の多様性(感性)について興味があれば、電気通信大学の坂本・松倉研究室が取り組んでいる「感性AI/感性情報学」をチェックしてみましょう。工学的な側面からアプローチし、人間と豊かに関わる「知能ロボット」をつくっている大阪大学石黒研究室などもあります。
自分が何の学問分野から脳科学研究に取り組んでみたいかを考えてみましょう。
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坂本・松倉研究室
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Text by 編集部/Illustration by VECTORIUM / PIXTA