【職業図鑑】情報系/AI・データサイエンス系のお仕事15選
なにかと話題の情報系/AI・データサイエンス系分野には、どんな職業がある?「データサイエンス百景」公式X(旧Twitter)には、日々情報やAI・データサイエンスのおしごとに関する質問が寄せられる。そこで今回は、情報系/AI・データサイエンス系職業15種類をご紹介。気になる将来像をイメージしてみよう!
01 データサイエンティスト
データ分析の専門家といえば、データサイエンティスト。膨大なデータを駆使して、社会や企業の課題を解決するのがデータサイエンティストの仕事だ。社会の情報化が加速する近年、その存在価値はますます大きくなっている。IT企業はもちろん、一般企業、行政機関などでもデータサイエンティストが求められている。
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社会課題の解決に役立てる
02 データアナリスト
ビッグデータの分析・解析を行い、将来的な予測を立て、自社や顧客企業の課題解決へ役立てるのがデータアナリストだ。データ分析の専門家として実務にあたるデータサイエンティストと比較し、ビジネス的な提案、課題解決を得意とする職業と理解するといいだろう。
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ビジネスの課題解決に役立てる
03 Webマーケター
インターネットを利用した新たなマーケティング手法を駆使して、ビジネスに貢献するのがWebマーケターの仕事。Webサイトにおけるユーザーの流入経路、回遊率、離脱率などを分析・改善し、PV(ページビュー/視聴回数)の増加や成果の上昇を戦略的に行う。なんでもインターネットで購入できる今、Webマーケターの存在意義はますます高まっている。
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新たな商品・サービスを世に送り出す
04 スポーツアナリスト
データサイエンスはスポーツ分野でも注目されている。スポーツ競技におけるデータを収集・分析し、選手およびチームを勝利に導くスペシャリスト、それがスポーツアナリストだ。競技の成熟に伴って、戦略が高度で複雑になり、身体的な負荷も大きくなっている現代、効果的な戦略やトレーニングを提案できるスポーツアナリストの存在はますます求められている。
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チームや選手を勝利に導く
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05 SIer(エスアイアー/システムインテグレーター)
SIとはシステムインテグレーション(System Integration)の略。ITシステムの設計・構築から運用・保守までを一括で管理するエンジニア、および事業者をSIer(エスアイアー)と呼ぶ。データサイエンスを学んだ多くの先輩は、SIer企業で活躍している。ビジネスの業務効率化や生産性向上のため、IT化が求められる昨今、その存在意義はますます大きくなっている。
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運用・保守までを一括で担うプロ
06 システムエンジニア
顧客の課題を解決する最適なITシステムを設計・構築する技術者、それがシステムエンジニア、通称SE(エスイー)だ。多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むなど、今後もシステム開発の需要が見込まれるなか、システムエンジニアの存在意義はますます大きくなっているといえる。
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最適なITシステムを構築する
07 AIエンジニア
AI(Artificial Intelligence)とは、人工知能のこと。AIを駆使して、日々の暮らしやビジネスの課題を解決するのがAIエンジニアの仕事だ。最近は、システムエンジニアと別に、AIに特化したエンジニアを配置する企業も増えている。多くの企業がAI人材の確保・育成に取り組んでおり、将来的な発展・成長が見込める職業だ。
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ビジネスの課題を解決する仕事
08 AIコンサルタント
顧客が抱える課題を発見し、AI(人工知能)技術の導入を提案することによって、解決するのがAIコンサルタントの仕事。AIによる業務効率化や新規事業開拓などを推進したい企業から強く求められている。
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ビジネスや社会の課題を解決する
09 ITコンサルタント
顧客企業の抱える課題を発見し、IT戦略の見直しやシステムの導入を提案することによって、課題解決していくのがITコンサルタントだ。ビジネスの現場で、DX(デジタルトランスフォーメーション)やIT化が加速するなか、ITコンサルタントは、ますます求められる職業といえるだろう。
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クライアントの抱える課題を解決する
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10 プロジェクトマネージャー
システム開発の現場で、チームのリーダー的な役割を担うのがプロジェクトマネージャー(通称PM)。顧客の要望や課題をヒアリングし、どのようなシステムを開発するかを決め、スケジュールの立案、メンバー選定などを行い、成功まで導くのが仕事だ。プロジェクト全体を見通しながら進行管理していく、システム開発に不可欠な職業。文系出身者が、プロジェクトマネージャーとして活躍する事例も増えている。
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管理して成功まで導く現場責任者
11 脳科学者
脳や神経系の構造、機能を多角的な視点から研究するのが脳科学者。医学、生物学、機械工学、情報学など、さまざまな学問分野で取り組みが進んでおり、データサイエンスも脳科学の研究に大きく貢献している。AI(人工知能)の研究開発が盛んに進められる現在、人間の脳からの研究アプローチにも注目が集まっている。
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医学、工学など多分野の研究に貢献する
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12 生物学者
生物学者の役割は、独自の視点から隠された生物の謎を解き明かすこと。細胞や分子レベルでのミクロな研究から、地球全体の生態系に関わるマクロな研究まで、データ分析のスキルが幅広い領域で役立っている。近年は、生物学(biology)と情報学(informatics)を融合したバイオインフォマティクス(bioinformatics)と呼ばれる研究分野も注目を集めている。
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生物が持つあらゆる可能性を解き明かす
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13 海洋学者
人類にとって未だ謎が多い未開拓のフロンティアである海洋を研究・開発することが海洋学者の仕事。海洋や海底の探索はもちろん、その地形や環境、生物、資源、土木・建築など、活躍の場は無数に広がっている。ICT技術やデータサイエンスを漁業活動に活用する「スマート水産業」の取り組みも期待されている。
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無限の可能性を秘めた海洋を研究・開発する
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マリンIT・ラボ
14 創薬研究者
製薬会社や大学などで、新しい薬の開発のために研究を行うのが創薬研究者。新規物質の探索・創出から非臨床試験までの基礎研究を担うことが多い。最近は、創薬に用いる化合物の探索をしたり、培養細胞を使った効果検証をしたりするときに、データサイエンスの知識が大いに役立つという。
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新しい薬を開発する研究者
15 環境コンサルタント
環境保全に関する知識を駆使して、企業や行政機関のサポートをする専門家、それが環境コンサルタントだ。「脱プラ」「カーボンニュートラル」といったキーワードを頻繁にメディアで目にする昨今、環境分野においてもデータサイエンスが大いに活用されている。
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調査・分析・コンサルティングを行う
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大気科学研究室
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Text by 編集部/Illustration by makyzz / PIXTA